Foghat

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Foghatについて

フォガット(Foghat)は、1971年にロンドンで結成されたイギリスのブルース・ロック/ハード・ロック・バンド。英国の名門ブルース・ロック・バンド、サヴォイ・ブラウン(Savoy Brown)を離脱したメンバーを中心に結成され、渡米後に豪快なブギ・ロックを展開して70年代のアメリカのアリーナ・シーンを席巻した。バンド名は、フロントマンのデイヴ・ペヴァレットが子どもの頃に言葉遊びで作ったナンセンス・ワードに由来する。

サヴォイ・ブラウンからの分岐と結成

結成の中心となったのは、サヴォイ・ブラウンで活動を共にした“ローンサム”・デイヴ・ペヴァレット(Dave Peverett:ボーカル、ギター)、ロジャー・アール(Roger Earl:ドラム)、トニー・スティーヴンス(Tony Stevens:ベース)の3人。よりタイトでヘヴィなロックンロールを志向した彼らはバンドを脱退し、元ブラック・キャット・ボーンズの卓越したスライド・ギタリスト、ロッド・プライス(Rod Price)を迎えてオリジナル・ラインナップを完成させた。

アメリカ進出と70年代の黄金期

母国イギリス以上にアメリカの市場に着目したフォガットは、ボブ・ディランらで知られるアルバート・グロスマン主宰のベアズヴィル・レコード(Bearsville Records)と契約を結び、活動拠点をアメリカへ移送。1972年のデビュー作『Foghat』に収録されたウィリー・ディクソンのカバー「I Just Want to Make Love to You」で注目を集め、年間数百本に及ぶ徹底的な全米ツアーによって強固なファンベースを築き上げた。

1975年、プロデューサー兼ベーシストのニック・ジェイムソンを迎えて制作された5作目『Fool for the City』でバンド初のプラチナ・ディスクを獲得。同作収録の「Slow Ride」は、ドライヴ感あふれるベースラインとロッド・プライスの痛快なスライド・ギターが炸裂する、70年代アメリカン・ハード・ロックの永遠のアンセムとなった。さらに1977年の『Foghat Live』は全米で200万枚以上を売り上げるダブル・プラチナを記録し、アリーナ・ロックの王者としての地位を不動のものにした。

音楽的特徴と後世への影響

フォガットのサウンドの真骨頂は、英国仕込みの骨太なシカゴ・ブルースの素養と、アメリカのからっとしたドライブ感あふれるブギ・ウギのリズムが融合した爆発的なダイナミズムにある。ペヴァレットのソウルフルなシャウトとプライスの唸るスライド・ギターのコンビネーションはバンドのトレードマークとなった。代表曲「Slow Ride」は映画『バッド・チューニング(Dazed and Confused)』をはじめ数々のメディアで使用され、クラシック・ロックの象徴として世代を超えて愛され続けている。

ジャンル・スタイル

Rock AOR Hard Rock Pop Rock
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