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Bell Biv DeVoe(ベル・ビヴ・デヴォー、通称BBD)は、マサチューセッツ州ボストン出身のR&B/ニュー・ジャック・スウィング・トリオ。伝説的ボーカル・グループ「New Edition」のメンバーであるリッキー・ベル(Ricky Bell)、マイケル・ビヴィンス(Michael Bivins)、ロニー・デヴォー(Ronnie DeVoe)の3名によって結成され、1990年代初頭のストリートR&Bおよびダンス・ミュージック・シーンを席巻した。
1980年代末、名プロデューサー・デュオのジミー・ジャム&テリー・ルイスの助言を受け、New Editionの活動休止を契機にプロジェクトが本格始動した。従来の甘く洗練されたポップ・アイドル的ボーカル・グループ像から一転し、ヒップホップのタフでヘヴィなビート、ストリートの躍動感、そしてスウィートなR&Bコーラスを高次元で融合させた新たなスタイルを打ち出した。
1990年に発表したデビュー・アルバム『Poison』は、全米で400万枚(クアドラプル・プラチナ)を超える爆発的なセールスを記録。ドクター・フリーズが手掛けたタイトル曲「Poison」は、印象的なドラムブレイクとキャッチーなフックで全米チャート3位・ミリオンセラーを叩き出し、ニュー・ジャック・スウィングを象徴する不朽のアンセムとなった。
さらに「Do Me!」(全米3位)や「B.B.D. (I Thought It Was Me)」など立て続けにヒットを連発。Public Enemyを手掛けるThe Bomb Squad(ハンク・ショックリーら)をプロデューサーに迎えるなど、従来のR&Bの枠組みを打ち破る革新的なサウンドを提示し、1991年のソウル・トレイン・ミュージック・アワードで最優秀R&Bアルバム賞を受賞した。
1992年には映画『モー・マネー』の主題歌として、ジャネット・ジャクソン、ルーサー・ヴァンドロス、ラルフ・トレスヴァントと共演した「The Best Things in Life Are Free」が世界的大ヒットを記録。また、マイケル・ビヴィンスが自身のプロダクションを通じてBoyz II MenやAnother Bad Creationを発掘・大成功に導くなど、90年代ブラック・ミュージック・シーン全体の発展にも絶大な貢献を果たした。
現在もNew Edition本体と並行してBBDとしてのライブ活動を精力的に継続しており、90sストリートR&Bのオリジネイターとして世代を超えて熱烈に支持されている。