Proteus

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Proteusとは

Proteusは、1978年から1985年まで活動したシカゴ出身のジャズロック・バンドだ。プロフィール上ではアメリカのファンキー・ジャズロック・バンドとして紹介されている。中心メンバーはドラマーのSergio NespolaとベーシストのGrant Austinで、そこにキーボードのBrian Zercher、ギターのOle Riiseが加わって中核編成を作っていた。

活動の流れ

Proteusは1978年に始まり、1980年代前半までシカゴを拠点に活動した。後年にはギターのRob Williams、キーボードのTim Tobiasも参加し、編成を広げている。ベースは複数の奏者が入れ替わっており、Bill Dickensも在籍していた。

1981年には、自主レーベルのProteus International Recordsから唯一のアルバム『Infinite Change』を1000枚限定で発表した。この作品は地元シカゴのラジオでも流れ、Stanley Turrentineの前座としてPark Westに出演した記録もある。1982年8月にはChicagoFestにも出演している。1985年に解散した。

音楽的な特徴

Proteusの特徴は、ギターとシンセサイザーが細かくソロを回し合う、演奏重視のアンサンブルにある。ラテン・リズム、エレクトロニックな質感、ホーン・セクションも取り入れながら、実験性のあるジャズ・フュージョンを展開していたとされる。

音楽的な位置づけとしては、Return To ForeverやMahavishnu Orchestraの流れに近い、テクニカル志向のフュージョン・バンドとして見られている。ロックの要素とジャズの即興性を組み合わせつつ、演奏の切り替わりや楽器同士の応酬を前面に出していた点がポイントだ。

メンバーについて

  • Sergio Nespola(drums)
  • Grant Austin(bass)
  • Brian Zercher(keyboards)
  • Ole Riise(guitar)
  • Rob Williams(guitar)
  • Tim Tobias(keyboards)
  • Bill Dickens(bass)

関連する動き

Sergio Nespolaはイタリア生まれで、渡米後にシカゴを拠点に活動していた。Bill DickensはProteus在籍後、Ramsey Lewisの作品に参加するなど、別の現場でも活動している。Proteus自体の作品数は多くないが、地元シーンでのライブ活動や限定盤アルバムの存在が、バンドの輪郭をはっきりさせている。

Proteusを追うと、1970年代末から1980年代前半のシカゴで、ジャズ、ロック、ファンク、フュージョンがどう混ざっていたかが見えてくる。『Infinite Change』はその中心にある1枚だ。

ジャンル・スタイル

Jazz Rock
toast