Future World Orchestra

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Future World Orchestra

Future World Orchestraとは

Future World Orchestraは、1980年にロベルト・ポット(Robert Pot)とゲルト・ハイプインク(Gerto Heupink)によって始まったオランダの電子音楽ユニットだ。ジャンルはElectronic、Popにまたがり、Synth-pop、Disco、Electro、Berlin-Schoolの要素を含む。シンセサイザーへの関心を共有していた2人が、数か月の自主制作を経てレーベルに接触したところから活動が本格化した。

結成から初期のヒットまで

最初の録音セッションでは、「Desire」「I'm not afraid of the future」「Airborne」「Casablanca Nights」が制作された。そのうち「Desire」は1981年10月にシングルとして発売され、オランダ国内でヒットした。反応はすぐに広がり、ヨーロッパ各地から注目を集めるようになる。プロモーションのためにロベルトとゲルトはイタリアやスペインも訪れている。

アルバム作品と代表曲

1982年にはLPアルバム『Mission Completed』を発表。続く1983年の『Turning Point』には「Theme from E.T.」や「Roulette」が収録された。「Roulette」は同年のツール・ド・フランス中継で、フィニッシュ時のラジオ用テーマとして使われ、レコードのヒットとは別の形で知られるようになった。

このあたりの楽曲では、シンセサイザーを軸にした構成がはっきりしている。Robert Potは10代からGenesis、Emerson Lake & Palmer、Yesなどのシンフォニック・ロックに親しみ、16歳で最初のキーボードを購入した人物だ。電子工学も学んでいて、初期から自作改造で音作りを試していたという。後年はJean-Michel JarreやVangelisの影響も受け、PolymoogやKorgの初期シンセを使いながら、機械的な質感と旋律性を両立させる方向を追っていた。

活動休止とその後

1985年、2人は音楽的な方向性の違いを理由にデュオとしての活動を終えた。ただし、現在に至るまで友好的な関係は続いている。さらに、当時はレコード業界全体の不況も重なっていたとされる。

その後、Robert Potは2000年にインストゥルメンタル曲のみを収めた『The Hidden Files』をリリースした。2010年4月には『Regenerated』が発表され、Future World Orchestraのクラシック曲をRobert Potが新たに録音・再制作した内容になっている。現在は表記を“Futureworld Orchestra”に改め、Robert Potを中心とするプロジェクトとして活動が続いている。

サウンドの特徴

Future World Orchestraの音楽は、シンセサイザーの操作性や音色の選択が前面に出る作りだ。ディスコやエレクトロのリズム感を土台にしつつ、ベルリン・スクール由来の反復や、ポップ寄りのメロディを組み合わせている。Robert Potの背景を見ると、単に流行の電子音を使うのではなく、機材の改造や録音環境の整備まで自分で進めながら音を作っていたことがわかる。

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ジャンル・スタイル

Electronic Pop Berlin-School Disco Electro Synth-pop
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