Fuzz

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Fuzz

Fuzzとは

Fuzzは、2012年にロサンゼルスで結成されたロックバンドだ。編成は、Ty Segall(ドラム)、Charles Moothart(ギター)、Roland Cosio(ベース)でスタートしている。その後、The MeatbodiesのChad Ubovichがベース/ボーカルとして加わり、以降のコア編成になった。

メンバー構成と活動の流れ

中心にいるのは、Ty Segallをはじめとする西海岸のアンダーグラウンド・ロック周辺で動いてきたプレイヤーたちだ。Segallはソロ活動、MoothartはCFM、UbovichはMeatbodiesと、それぞれ別のプロジェクトも並行して進めてきた。さらにSegallとMoothartはGØGGSにも参加していて、Fuzzはそうした活動の交差点にあるバンドとして見られている。

なお、結成当初はSegallがドラムを担当していたが、後の作品ではChad Ubovichがベース/ボーカルとして加わり、バンドの形が固まっていった。

音楽性

Fuzzの音楽は、Garage Rock、Hard Rock、Stoner Rockを軸にしている。西海岸のガレージ感のある粗い演奏に、重めのリフと引きずるような音像が重なっていて、シンプルな構成でも圧を出すタイプのバンドだ。

プロフィールでも「West Coast Garage / Heavy / Stoner rockの混合」とされていて、実際に3人の演奏力を前面に出したバンドとして紹介されることが多い。速い展開よりも、分厚いギターと粘るグルーヴを中心に押していく場面が目立つ。

アルバムごとの変化

2015年の2ndアルバム『II』では、前作から制作方法が変わり、バンド全員による共同作曲が取り入れられた。サウンド面でも「よりラウドで、より暗く」なったとされていて、評価も高い。Metacriticでは79点、Pitchforkでは6.7点、Exclaim!では8点、Pasteでは7点が付いている。

その後、5年の間を置いて2020年に3rdアルバム『III』を発表した。この作品はSteve Albiniのもとで録音・ミックスされ、オーバーダビングを最小限に抑えたライブ感重視の制作が行われている。結果として、Black Sabbathを思わせる重い音像が前に出た作品として扱われている。

周辺シーンでの位置づけ

Fuzzは、Ty Segallを中心に広がる現行のガレージ/ストーナー・ロック・シーンの中で、実力派ミュージシャンたちが集まったバンドとして知られている。もともとはサイドプロジェクト的な始まり方だったが、作品を重ねるごとに独自の存在感を作ってきた。

ロサンゼルス発のバンドとして、ガレージ・ロックの荒さ、ハード・ロックの押し出し、ストーナー・ロックの重さをまとめて鳴らしているのがFuzzの特徴だ。Ty Segall周辺の作品を追っている人なら、チェックしておきたいグループのひとつだ。

ジャンル・スタイル

Rock Garage Rock Hard Rock Stoner Rock
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