Iain Matthews

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Iain Matthews

Iain Matthewsとは

Iain Matthews(Ian Matthews表記も使用)は、1946年6月16日生まれ、イングランド・リンカンシャー州スカンソープ出身のシンガーソングライター/ミュージシャンだ。ロックを軸にしながら、フォークロック、カントリーロック、AOR系のソロ作品まで幅広く活動してきた。

フェアポート・コンヴェンションでの出発点

1967年、Iain Matthewsは英国フォークロックの重要バンド、Fairport Conventionのオリジナルメンバーとしてキャリアを始めた。初期のFairport Conventionでは澄んだボーカルを担当している。1969年に脱退したあと、自身のバンドを結成する流れに進んだ。

Matthews Southern Comfortと「Woodstock」

Fairport Convention脱退後に結成したのが、Matthews Southern Comfortだ。ここではアメリカン・ルーツ・ミュージックへの傾倒を深め、1970年にはジョニ・ミッチェルの「Woodstock」カバーが全英チャート1位を記録した。本人のキャリアを語るうえで、このヒットは外せない。

この時期の活動は、英国フォークロックの文脈に米国のフォークやカントリーの要素を重ねていく流れとして位置づけられる。

ソロ初期とPlainsong

1971年にはVertigoからソロ作を発表し、『If You Saw Thro' My Eyes』は初期代表作として扱われることが多い。翌1972年には、元YardbirdsのPaul Samwell-Smithの支援のもと、Andy RobertsやRichard ThompsonらとPlainsongを結成した。

Plainsongでは、フォークロックを土台にしたアレンジの中で、歌と楽曲のバランスが際立つ。『In Search of Amelia Earhart』はその時期の代表的なアルバムとして知られている。

ロサンゼルス移住後の活動

その後はロサンゼルスを拠点に活動し、元MonkeesのMichael Nesmithがプロデュースした『Valley Hi』(1973年)など、洗練されたカントリーロック/シンガーソングライター作品をリリースした。

1978年の『Stealin' Home』に収録された「Shake It」は、1979年に全米13位まで上昇した。カバー曲を自身のレパートリーに組み込み、チャートでも大きな成果を残している。

2000年代以降の活動

2000年にはアムステルダムへ移住し、インディペンデントな音楽プロジェクトやコラボレーションに関わるようになった。Sandy Dennyのトリビュート・バンドNo Grey Faithへの参加もその一つだ。

2003年以降は、オランダのピアニスト兼作曲家Egbert Derixとの活動が続いている。2015年には両者のアルバムの米国リリースに合わせてカリフォルニアでツアーを行い、その制作過程はオランダの映像作家によってドキュメンタリー化された。2018年にはIan Claytonと共著の自伝『Thro’ My Eyes: A Memoir』を出版している。

音楽的な特徴

Iain Matthewsの活動を通じて見えるのは、英国フォークロックを起点にしながら、米国のフォーク、カントリー、ルーツ寄りのロックへと移っていく流れだ。50年以上にわたり100枚以上のアルバムに関わり、フォークロックとシンガーソングライターの領域を長く歩み続けている。

ジャンル・スタイル

Rock Folk Rock
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