Ofege

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Ofegeとは

Ofegeは、1970年代初頭にナイジェリア・ラゴスの名門セント・グレゴリーズ・カレッジで結成されたバンドだ。中心になったのは、ギター/ヴォーカルのMelvin UkachiとベースのPaul Aladeで、校内ダンスで見出されたドラマーのM-Ike Meme、キーボードのDapo Olumide、ギターのFelix Innehらが加わって編成が固まっていった。

バンド名の「Ofege」は、生徒の間で「授業を抜け出す」という意味で使われた俗語に由来するとされる。学校を抜け出して最初のセッションに向かった、というエピソードも残っている。

デビューと活動の流れ

OfegeはEMIナイジェリアの専属プロデューサー/A&RだったOdion Iruojeに見出された。Iruojeはフェラ・クティやBLO、Monomonoなど、同時代のナイジェリア音楽を手がけた人物として知られる。1972年にEMIのスタジオで録音が行われ、1973年にデビュー作『Try And Love』としてリリースされた。

この時点でメンバーはまだ高校生で、平均年齢は16歳前後だった。中心メンバーのUkachiは、Iruojeの指導について「軍曹のように毎日鍛えられた」と後年振り返っている。

その後も高校卒業や進学と並行しながら活動を続け、1978年までに4枚のアルバムを残して解散した。長く国外ではほとんど知られていなかったが、2000年代以降にアフロロックの再評価が進み、Strut RecordsやTidal Waves Musicなどから再発盤が出ている。オリジナル盤はコレクターズアイテムとして扱われることが多い。

音楽的特徴

Ofegeの音楽は、RockとFunk / Soulを基盤にした内容で、Psychedelic RockとFunkの要素がはっきり入っている。ギターの長いソロ、ファズのかかった音、オルガンのフレーズが曲の前面に出る場面が多い。

影響源としては、Carlos Santana、Jeff Beck、Jimmy Page、Francis Rossi、Osibisaが挙げられている。海外のロックから受けたギター志向の強さに加えて、BLO、Monomono、The Funkees、Ofo The Black Companyといったナイジェリア勢の影響も受けていた。

レビューでは、歌よりも演奏パートが中心になる構成が指摘されている。実際、歌詞は前面に出るというより、ギターやオルガンの展開につなぐ役割に近い曲が多い。リズム面では、アフリカ由来の複雑なビート感があり、ファンク寄りのノリと組み合わさっている。

『Try And Love』と初期作品

デビュー作『Try And Love』は、在学中に録音された作品として知られている。録音後にBerkley Jonesのギターがオーバーダビングされたという情報もある。若いメンバーによる作品だが、ラフな演奏だけで押し切る感じではなく、コーラス、リフ、ギターソロが整理された形で並ぶ。

その後の作品でも、サイケデリックなオルガン、歪んだギター、ファンク寄りのリズムが軸になっている。曲によってはヴォーカルが60年代ロックの影響を思わせる場面もある。

メンバー

  • Melvin Ukachi: リードヴォーカル/リズムギター
  • Paul Alade: ベース
  • M-Ike Meme: ドラムス
  • Felix Inneh: リズム/テナーギター
  • Dapo Olumide: キーボード
  • Olushoga Benson: リード/ソロギター
  • Berkley Jones: ギター

現在の位置づけ

Ofegeは、ナイジェリアの70年代ロック/アフロロックを語るうえで外せない存在として扱われている。国内では早くから知られていた一方、国外での評価は長く限定的だったが、再発を通じて現在は当時の重要バンドとして参照されることが増えている。

ベーシストのPaul Aladeは2020年4月に新型コロナウイルス感染症で亡くなっている。

関連サイト

Ofege Facebookページ

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Rock Funk Psychedelic Rock
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