Daisaku Yoshino

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Daisaku Yoshino

Daisaku Yoshino(吉野大作)とは

Daisaku Yoshino(吉野大作)は、1951年群馬県生まれの日本のシンガー・ソングライター、作詞・作曲家、詩人。横浜国立大学在学中の1970年代初頭から横浜を拠点に活動を展開し、ザ・ゴールデン・カップスやパワーハウスに続く「横浜ロックシーンの第2世代」を代表する伝説的存在である。アシッド・フォークからパンク/ニューウェイヴ、フリージャズまでを呑み込んだ先鋭的なサウンドと、文学性・知性に裏打ちされた硬質な現代詩を武器に、半世紀以上にわたって日本のアンダーグラウンド・シーンに君臨し続けている。

初期キャリアと名盤『吉野大作ランプ製造工場』

ボブ・ディラン、ジョン・レノン、ザ・バンドらに傾倒する一方、URC系のアシッド・フォークやプロテスト・ソング、グループサウンズが持っていた反体制のエネルギーに共鳴した吉野は、日ノ出町の伝説的ライブハウス「グッピー」などを拠点に頭角を現した。

1973年に自主制作の1stアルバム『吉野大作の少年時代』、翌1974年に2nd『吉野大作ランプ製造工場』を発表。ジャックスや夕焼け楽団、初期はっぴいえんどにも通じる瑞々しい詩情とアシッドなフォーク・ロックは、早耳のロック・リスナーの間で熱狂的なカルト的人気を博した。

吉野大作&プロスティチュートの衝撃

1970年代後半、ニューウェイヴやフュージョンの息吹を取り入れたバンド「GOM」や「後退青年」を経て、1980年に自らの音楽的最高到達点となる「吉野大作&プロスティチュート(Daisuck & Prostitute)」を結成した。

メンバーには吉野大作(Vo, G)のほか、東條A機(G)、元・裸のラリーズの高橋ヨーカイ(B)、時岡秀雄(Sax)、横山孝二(Dr)といったアンダーグラウンドの猛者たちが集結。「ジャックス+ジョン&ヨーコ+オーネット・コールマン」と評されたそのサウンドは、凶暴なノイズ・ギター、フリージャズのインプロヴィゼーション、冷徹なダダイズムの現代詩が激突する圧倒的なテンションを誇った。

1981年に徳間ジャパン(Bourbon)からリリースされた『死ぬまで踊り続けて』、1985年の『後ろ姿の素敵な僕たち』は、日本のオルタナティヴ/パンク/ニューウェイヴ史に燦然と輝く金字塔として崇められている。

予備校講師としての知性と半世紀を超える現役活動

吉野大作の特異な経歴として、音楽活動と並行して大手予備校・河合塾の名物漢文科講師として長く教壇に立ち続けた点が挙げられる。受験生から絶大な支持を集めたこの教養と中国古典文学の素養は、彼の紡ぐ無慈悲で叙情的なリリックに色濃く反映されている。

プロスティチュート解散後も、世界トランペッター近藤等則、石塚俊明(頭脳警察)、ロケット・マツら異能の音楽家たちとセッションを重ね、精力的なライブと作品リリースを継続。50年を超えてなお横浜の最深部で鋭利な表現を研ぎ澄まし続ける孤高のカリスマである。

ジャンル・スタイル

Folk, World, & Country Rock Folk Rock
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