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Edhelsは、モナコ出身のギタリスト、Marc Ceccottiを中心に1980年ごろ結成されたインストゥルメンタル・プログレッシヴ・ロック・バンドだ。メンバーはMarc Ceccotti、Jean-Louis Suzzoni、Noël Damon、Jacky Rosatiを軸に活動してきたが、年を追って編成は変わっている。後年の作品では、曲によってヴォーカルも加わっている。
Ceccottiはモナコの音楽アカデミーで学び、モナコ・ジャズ音楽院の院長Roger Grosjeanとも共演歴がある。バンドは、同じ音楽アカデミーの同級生だったJean-Louis Suzzoniとともに立ち上げられ、そこにキーボードのNoël Damon、ドラムス/パーカッションのJacky Rosatiが加わった。Ceccottiはギターだけでなく、ギター・シンセ、キーボード、ベースも担当している。
作品は1985年の『Oriental Christmas』から始まり、『Still Dream』(1988年)、『Astro-Logical』(1991年)、『Angel's Promise』(1997年)、ライヴ盤『Universal』、『Saltimbanques』(2003年)へと続く。初期音源をまとめた『The Bursting』も出ている。『Still Dream』と『Astro-Logical』は同じメンバーで制作された。
Edhelsのサウンドは、ギター主体のインストゥルメンタル・プログレだ。ジェネシス、とくにスティーヴ・ハケットの影響を受けたギターワークが軸にあり、泣きのフレーズやメロディの運びにその要素が見える。一方で、フランス系のプログレ・フュージョンらしい要素も入っていて、ギター、キーボード、リズムの組み立てに独自の混ざり方がある。
後期の作品ではヴォーカル入りの曲も加わるが、バンドの中心にあるのはあくまで演奏面だ。Rockの中でも、プログレ寄りの構成感とフュージョン的な流れを両方持っている。
影響源としては、ジェネシス、特にスティーヴ・ハケット、そしてキング・クリムゾンが挙げられている。Prog Archivesでは『Oriental Christmas』について、ギターワークやサウンドの個性を評価する声がある一方で、「1985年というプログレの暗黒時代に、その火を絶やすまいとした中途半端な試み」と見る意見もあり、評価は割れている。
そのあたりも含めて、Edhelsは80年代以降のヨーロッパ・プログレの流れの中で、ギターを前面に出したインストゥルメンタル路線を追ったバンドとして確認しておくと見やすい。