Flesh For Lulu

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Flesh For Lulu

Flesh For Luluとは

Flesh For Lulu(フレッシュ・フォー・ルル)は、1982年に英ロンドンのブリクストンで結成されたオルタナティブ・ロック/ポストパンク・バンドだ。フロントマンのニック・マーシュ(ボーカル/ギター)とロッコ・バーカー(ギター)を中心に活動。初期のゴシック・ロック/ポジティブ・パンクから、グラム・ロックやルーツ・ロックを昇華したキャッチーなオルタナ・サウンドへと進化し、1980年代後半の英米インディー・ロック・シーンで確固たる足跡を残した。

結成期とロンドンのシーン

バンドは1982年、ブリクストンでニック・マーシュ、ロッコ・バーカー、ジェームズ・ミッチェル、グレン・ビショップによって始動した。初期はロンドンの名門クラブ「Batcave」周辺のアンダーグラウンド・シーンで活動し、ゴスやポジティブ・パンクの文脈で熱烈な支持を集めた。

1984年にポリドールから1stアルバム『Flesh for Lulu』を発表後、デレク・グリーニングが加入してキーボードやギターの重層的なアレンジを導入。ポストパンクの硬質なビートにフックのあるメロディを融合させていった。

ベガーズ・バンケット期とアメリカでの大ブレイク

その後、英国の有力インディペンデント・レーベル「ベガーズ・バンケット(Beggars Banquet)」へ移籍。1987年にアルバム『Long Live the New Flesh』を発表した。

同作に収録されたシングル「I Go Crazy」は、ジョン・ヒューズ監督の青春映画『恋しくて(Some Kind of Wonderful)』のサウンドトラックにフィーチャーされたことを機に、全米のカレッジ・ラジオやモダン・ロック・チャートで爆発的なヒットを記録。バンドの名を一躍アメリカ全土へ知らしめた。

『Plastic Fantastic』と90年代までの活動

1989年にはキャピトル・レコード配給のもとアルバム『Plastic Fantastic』を発表。「Decline and Fall」や「Time and Space」が米ビルボードのモダン・ロック・トラックスで連続してTop 10入りを果たし、完成度の高いメロディックなギター・ロックを聴かせた。

バンドは1992年に惜しまれつつ解散。ニック・マーシュとロッコ・バーカーはその後、Giganticを結成してコロンビア・レコードから作品を発表したほか、マーシュはソロ活動やThe Urban Voodoo Machineへの参加など幅広く音楽活動を続けた。

再始動とニック・マーシュの急逝

2013年には新編成でバンドを再始動させたが、ニック・マーシュは癌との闘病の末、2015年6月5日に53歳で逝去した。Flesh For Luluが残した瑞々しい楽曲群は、80年代オルタナティブ・ロック/カレッジ・ロックの名作として今も愛聴され続けている。

ジャンル・スタイル

Rock Alternative Rock Indie Rock New Wave
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