Harlem Underground Band

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Harlem Underground Bandについて

Harlem Underground Band(ハーレム・アンダーグラウンド・バンド)は、音楽プロデューサーのポール・ウィンリー(Paul Winley)を中心に、ニューヨーク・ハーレムで立ち上げられたファンク/ソウル・ジャズのスタジオ・プロジェクトだ。1976年に自身のレーベルであるPaul Winley Recordsからアルバム『Harlem Underground』をリリースした。

参加ミュージシャン

このプロジェクトには、当時の名うてのミュージシャンが集結している。ギタリストのジョージ・ベンソン(George Benson)、テナーサックス奏者のウィリス・ジャクソン(Willis Jackson)、オルガン奏者のデイヴ・“ベイビー”・コルテス(Dave "Baby" Cortez / David Clowney)、ドラマーのアール・ウィリアムズ(Earl Williams)、ハーモニカ奏者のバディ・ルーカス(Buddy Lucas)、ボーカルのアン・ウィンリー(Ann Winley)らが参加した。

また、クレジット等にはスターリング・マギー(Sterling Magee)や、後にアフリカ・バンバータとしてヒップホップ黎明期を牽引するケヴィン・ドノヴァン(Kevin Donovan)の名も見られるなど、ハーレムのストリートと音楽界の太いパイプを物語る顔ぶれが揃っている。

音楽的特徴と「Smokin' Cheeba-Cheeba」

Harlem Underground Bandのサウンドは、骨太なファンクと土着的なソウル・ジャズを融合させたストリート感あふれるグルーヴが核にある。特に名高いのが冒頭曲「Smokin' Cheeba-Cheeba」で、泥臭いグルーヴ、太くタイトなドラム・ブレイク、アシッド感漂うハーモニカやエフェクトが絶妙な緊張感を生み出している。

ジョージ・ベンソンの流麗なジャズ・ギターやウィリス・ジャクソンの野太いテナーサックス、デイヴ・“ベイビー”・コルテスのソウルフルなオルガンが交錯し、派手な装飾を削ぎ落とした生々しいアンサンブルを響かせている。

レア・グルーヴとしての評価とサンプリング

アルバム『Harlem Underground』は、1980年代以降のロンドンやニューヨークにおけるレア・グルーヴ・ムーブメントで再評価され、DJやヴァイナル・コレクターから究極のマスターピースとして扱われるようになった。

とりわけ「Smokin' Cheeba-Cheeba」のドラム・ブレイクは、Eric B. & RakimやA Tribe Called Questなど数多くのヒップホップ・アーティストにサンプリングされた。Paul Winley Recordsが後にオールドスクール・ヒップホップの草分け作品群へと舵を切っていく歴史的経緯を踏まえても、ジャズ/ファンクからヒップホップ前夜の熱気を直截に伝える最重要盤として不朽の輝きを放っている。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Jazz Funk Soul-Jazz
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