Osamu Kitajima

Vinyl Record Reviews

Osamu Kitajima

Osamu Kitajimaについて

Osamu Kitajima(喜多嶋修)は、1949年2月3日に神奈川県茅ヶ崎市で生まれた日本のミュージシャン、プロデューサー、作曲家、マルチ奏者だ。ジャンルはElectronic、Rock、Jazz、Folk, World, & Countryにまたがり、スタイルとしてはProg Rock、Fusion、Jazz-Rock、New Age、Smooth Jazzが挙げられている。

慶應義塾大学商学部を卒業後、1960年代には加山雄三のバンド、ザ・ランチャーズのメンバーとして活動した。加山雄三は母方のいとこで、兄の喜多嶋瑛も同じくザ・ランチャーズのメンバーだった。1970年には女優の内藤洋子と結婚し、長女は元女優の喜多嶋舞だ。

キャリア初期: CM音楽から英国滞在へ

音楽活動の初期には、テレビCMや広告のジングル制作で実績を積んだ。その後、1971年にイギリスで1年を過ごし、英国のフォークやサイケデリック・ロックに触れている。その後「ジャスティン・ヒースクリフ」を名乗り、吉野金次とともに同名のアルバムを1枚だけ日本で発表した。

ロサンゼルス移住と『弁才天』

1974年にはロサンゼルスへ移り、アイランド・レコードと契約した。本名名義のデビュー作『弁才天(Benzaiten)』は、細野晴臣がベースで参加したインストゥルメンタル作品だ。シンセサイザー、リズム・マシン、電子ドラム、エレキ・ギター、エレキ・ベースを使っている。

続く『OSAMU』(1977年)ではミニー・リパートンが歌で参加し、『素浪人(Masterless Samurai)』(1980年)にはジョン・クレマー、スティックス・フーパー、ボビー・ハッチャーソン、松居和が参加した。

ニューエイジ以降の展開

1991年から1992年にかけての『Behind the Light』では、ニューエイジの枠組みに琴や尺八などの日本の音色を取り入れた。アメリカではHigher Octave Musicから出ている。その後もアルファ、Mesa/Bluemoon、Virgin系のCyberOctaveなどから作品を発表している。

2000年には自身のレーベルEast Quest Recordsを設立し、ロサンゼルス近郊にEast Questスタジオも開いた。以後も制作の場を持ちながら活動を続け、『Breath of Jade』(2001年)、クリス・マンシネリとの『Two Bridges Crossed』(2004年)、『The Sacred Land』(2010年)、『Torii in the Sea』(2019年)、『Sundry Spirits』(2024年)などを発表している。

その他の活動

音楽療法の博士号を2004年に取得している。さらに、辺見マリや坂本九の楽曲リミックスも手がけている。

Share

こちらもおすすめ

toast