Dada

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DADA(ダダ)とは

DADA(ダダ)は、1970年代後半から1980年代初頭にかけて活動した日本のエレクトロニック/アンビエント/プログレッシヴ・ロック・デュオである。メンバーは小西健司(シンセサイザー、シーケンサー、ギター)と泉陸奥彦(ギター、シンセサイザー、ヴァイオリン)。

日本のインディーズ史においては、音楽評論家の阿木譲が大阪で立ち上げた伝説的レーベル「Vanity Records」の第1弾アーティストとして知られている。初期の電子音楽、実験音楽、プログレッシヴ・ロックの要素を越境しながら先駆的な作品を発表した。

メンバーの背景と活動

小西健司はアンダーグラウンド・バンド「飢餓同盟」を経てDADAを結成した。DADA解散後は、日本のニューウェイヴ/テクノ・シーンを牽引するユニット「4-D(4-D mode1)」を主宰し、90年代には平沢進率いるP-MODELのメンバーとしても活動している。

泉陸奥彦はプログレ・バンド「カリスマ」を経てDADAに参加した。DADA解散後はプログレ/ジャズ・ロック・バンド「KENNEDY」を結成し、その後はコナミの矩形波倶楽部で数々の名作ゲーム音楽を手がけた。さらに音楽ゲーム『BEMANI』シリーズ(GuitarFreaks、DrumMania)の人気コンポーザーとしても広く知られている。

代表作

『浄(JOH)』(1978年)

DADAの1stアルバム。Vanity Recordsのカタログ番号0001番(VANITY 0001)としてリリースされた作品で、日本のインディペンデント音楽史の記念碑的一枚である。シンセサイザーや即興的なギター演奏を中心に、静謐な電子音響と日本の美意識・「陰」の感覚が宿る実験的なアンビエント/電子音楽の名盤として名高い。

『DADA』(1981年)

2ndアルバムはキングレコードのプログレ専門レーベルNEXUSから発表されたメジャー作。前作のミニマルな実験性を継承しつつ、シンセサイザーのシーケンスと変拍子のギターが精緻に絡み合うニューウェイヴ〜プログレッシヴ・エレクトロニクスの傑作である。

音楽的な特徴

クラウトロック(ジャーマン・エレクトロニクス)や初期ミニマル・ミュージックの手法を取り入れながら、日本独自の叙情性と構築美を併せ持つ。電子音と生ギターを軸にした編成で、即興性と厳密な構築性の両方を備えており、アンビエント、実験音楽、プログレの境界を自在に往来する。

再評価と位置づけ

DADAは、1970年代末の日本において極めて先鋭的な試行を行っていたグループである。近年は、世界的な日本の初期アンビエント/環境音楽/オブスキュア・シンセ再評価の潮流の中で、Vanity Recordsの音源とともに世界各地のリスナーやディガーから熱烈な再評価を受けている。

ジャンル・スタイル

Electronic Ambient Experimental Prog Rock
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