Catalyst

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Catalyst

Catalystとは

Catalyst(カタリスト)は、1970年代初頭にアメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアで結成されたジャズ・ファンク/スピリチュアル・ジャズ/フュージョン・グループだ。編成は、エディ・グリーン(キーボード/エレクトリック・ピアノ、ヴォーカル)、オーディアン・ポープ(テナー・サックス、フルート、オーボエ)、シャーマン・ファーガソン(ドラムス、パーカッション、マリンバ)、アルフォンソ・ジョンソン(ベース)の4人が基本で、2作目以降はベースがタイロン・ブラウンに交代している。

結成からデビューまで

ウエスト・フィラデルフィアのクラブで演奏していたところを、プロデューサーのスキップ・ドリンクウォーターに見出されたのが活動の転機になった。ジョー・フィールズが立ち上げたCobblestone Records(Buddah傘下)と契約し、ドリンクウォーターとデニス・ワイレンの共同プロデュースによって1972年にセルフタイトルの1stアルバム『Catalyst』を発表している。

当時はレーベルによる全国的なツアー支援が乏しく、ライブ活動は主にフィラデルフィアやニューヨーク周辺で行われた。

Muse移籍後のアルバム

2作目『Perception』(1973年)からは、ジョー・フィールズが新たに立ち上げたMuse Recordsへ移籍した。ここで、ウェザー・リポートやチャック・マンジョーネ・グループへ進むアルフォンソ・ジョンソンに代わってタイロン・ブラウンが加入し、以後の作品でもこの編成が軸になっていく。

ジョン・コルトレーン、ウェザー・リポート、リターン・トゥ・フォーエヴァーとも比較されるジャズ・ファンク/スピリチュアル・ジャズ・サウンドでカルト的な支持を集め、『Perception』に続いて、ドラマーのビリー・ハートがゲスト参加した3作目『Unity』(1974年)、4作目『A Tear and a Smile』(1975年)をMuse Recordsから発表した。

解散後のメンバーの動き

商業的な売上の伸び悩みと音楽業界への失望もあり、Catalystは1976年に解散した。並行して、あるいは解散後に、メンバーはそれぞれフィラデルフィアやニューヨークのジャズ/ソウル界で重要な役割を果たしている。

タイロン・ブラウンとシャーマン・ファーガソンは、同郷のギタリストであるパット・マルティーノの代表曲「Sunny」を収録した『Pat Martino / Live!』(1972年録音)に参加し、エディ・グリーンを加えた3人でマルティーノの『Consciousness』(1974年)にも参加したほか、フィラデルフィア・ソウルのハウス・バンドであるMFSBのセッションにも関わった。オーディアン・ポープとタイロン・ブラウンはマックス・ローチのカルテットで長年活動し、ポープはサックス大編成アンサンブル「Saxophone Choir」も主宰した。ファーガソンはファラオ・サンダース、ケニー・バレル、バド・シャンクらとも共演している。

再評価とその後の広がり

1990年代後半になると、Muse Recordsのカタログを取得したジョエル・ドーン主宰のレーベル32 Jazzが1998年にコンピレーションを発表し、翌1999年にはCatalystが残したアルバム全4作をまとめた2枚組CD『The Funkiest Band You Never Heard』をリリースした。これによって、レア・グルーヴやジャズ・ファンクの文脈で世界的に再評価が進んだ。

2001年には、フィラデルフィア出身のユリ・ケイン(キーボード)、ザ・ルーツのクエストラヴ(ドラムス)、クリスチャン・マクブライド(ベース)によるプロジェクト『The Philadelphia Experiment』で、エディ・グリーン作の「Ain't It the Truth」がカバーされている。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Jazz Fusion Jazz-Funk
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