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Pozvakowski(ポズヴァコフスキ)は、ハンガリー・ジェール出身のエクスペリメンタル/ポストロック/ノイズロック・バンドだ。2000年に結成され、セベシュチェーン・ソンバトヘイ(Sebestyén Szombathelyi)、ジョンボル・バーナーティ(Zsombor Bánáti)、アーダーム・ダルヴァシュ(Ádám Darvas)らを中心に活動を続けている。
静寂と爆音を極端に行き来するダイナミズムと、インストゥルメンタルを基盤にした重厚な音響構築を特徴とし、中東欧のアンダーグラウンド・シーンで確固たる存在感を示している。
2002年にハンガリー国営ラジオ第8スタジオで録音されたプロモ盤『Sinus』を経て、2004年にアルバム『Transistor』を発表。当時のハンガリーでは先駆的だったインストゥルメンタル・エクスペリメンタル・ロックのスタイルを確立し、ドイツ、オランダ、ロシア、セルビアなどを巡る欧州ツアーを敢行した。
2007年の3作目『Microtron』は批評家とリスナーの双方から絶賛を浴び、ハンガリーの音楽賞「Hangsúly Metal Award」で最優秀アルバムおよび最優秀ライブパフォーマンスの2部門にノミネートされた。その後も2012年の『sevenpeopleleft』、2019年の『iterum』など、緊迫感と緻密な構築美を兼ね備えた作品を発表し続けている。
Pozvakowskiのサウンドは、繊細なアンビエントやドローンが漂う静謐な導入部から、突如として壁のように押し寄せる激烈なディストーション・ノイズまで、広大なダイナミック・レンジを持つ。
また、彼らのライブは単なる音楽演奏にとどまらない。専任のビジュアル・アーティストが16ミリフィルムなどのアナログ映写機を駆使し、自作の映像や歴史的なアーカイブ映像をステージ上にリアルタイムで投影する独自の演出を行っている。聴覚と視覚が一体となった圧巻のステージ・パフォーマンスは、ヨーロッパ各地のフェスティバルやクラブで熱狂的な支持を集めている。
彼らは日本のMONOをはじめ、Guapo、ジャルボー(Jarboe)、ペリカン、キャスピアン、トーチといった世界最高峰のポストロック/オルタナティヴ勢と幾度となくステージを共にしてきた。
さらにハンガリーのフリージャズ・サックス奏者グレンチョー・イシュトヴァーン(István Grencsó)との共演でも知られ、その模様は国営放送Duna TVのドキュメンタリー番組でも特集された。中東欧のエクスペリメンタル/ポストロックの潮流を語る上で欠かせない重要バンドである。