The Parasites Of The Western World

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The Parasites Of The Western World

The Parasites Of The Western Worldとは

The Parasites Of The Western Worldは、Patrick BurkeとTerry Censkyによるアメリカの2人組ユニットだ。1970年代半ばから後半にかけて活動を始め、もともとはThe Parasitesという名前で活動していたが、デビューLPで現在の正式名を名乗るようになった。拠点はオレゴン州ポートランドで、基本は2人編成のエレクトロニック・グループとして知られている。必要に応じてギタリストやドラマーが加わる形もあった。

活動の始まりと作品

1978年、地元のCriminal Recordsからデビュー・アルバム『The Parasites of the Western World』を発表した。この作品は、セミ・エレクトロニック・ロックと呼ばれることがあり、密度のある曲が並びつつも、単調には寄らない構成で紹介されている。収録曲の多くはインストゥルメンタルで、映像を伴うような印象のある曲作りが目立つ。

このアルバムには、ビートルズの「Flying」カバーも入っている。録音はアパートで行われ、大きな音が出る部分は近所への配慮から昼間に録ったという話も残っている。制作環境はかなりDIY寄りだったようだ。

音楽性とテーマ

バンドの音は、エレクトロニックな要素とロックの要素を組み合わせたものとして語られることが多い。ピンク・フロイド、ビートルズ、ホークウインドといった名前が挙げられることもあり、そこに電子音を重ねたサウンドが特徴として整理されている。

また、疎外感やパラノイアといったテーマを扱っていたとされる。LSDやフィリップ・K・ディックの影響を感じさせる、という紹介も見られる。とはいえ、曲によってはサイケデリック・ポップ寄りのものから、前衛的な実験色の強いものまで幅がある。

2作目『Substrata』とその後

1980年には2作目『Substrata』をMatch Boxから発表している。こちらはデビュー作よりもボーカルとギターを前に出した、よりオーソドックスなロック寄りの内容に移っている。

さらに1981年には、Patrick BurkeがCriminal Recordsからソロ作『Silence and Timing』を出している。The Parasites Of The Western Worldとしての活動だけでなく、個人名義でも動きがあったことがわかる。

こんなふうに聴かれているグループ

このユニットは、ジャンルで一言にまとめにくいところがある。電子音を使ったロックでありながら、曲によってはサイケデリックなポップの感触もあり、別の曲では前衛的な実験性が前に出る。1970年代後半のアメリカで、こうした方向に振れたデュオとして見ていくと、活動の輪郭がつかみやすい。

2010年にはデビュー作がDe Stijlからアナログ再発されている。オリジナル盤だけでなく、後年の再発で触れる人もいるタイプの作品だ。

ジャンル・スタイル

Electronic Rock Experimental
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