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The Undisputed Truthは、1970年にモータウンのプロデューサー、ノーマン・ホイットフィールドが結成したアメリカのR&B/サイケデリック・ソウル・グループだ。ホイットフィールドが、自身の実験的なソウル・プロダクションを試すための新しい受け皿として組んだユニットとして知られている。
初期メンバーはジョー・ハリス、ビリー・カルヴィン、ブレンダ・ジョイス・エヴァンスの3人で、カルヴィンとエヴァンスはそれ以前にシュープリームスやフォー・トップスなどの録音でバッキング・ヴォーカルを務めていた。
グループの代表曲は1971年の「Smiling Faces Sometimes」だ。ノーマン・ホイットフィールドとバレット・ストロングの共作で、もともとはテンプテーションズ向けに録音された長めの楽曲だったものが、The Undisputed Truth名義でシングル化された。Billboard Hot 100では3位、Cash Box Top 100では1位を記録している。
モータウン在籍時のこのグループにとって、これが最も大きなヒット曲として扱われることが多い。ほかにも「Help Yourself」はR&Bチャート19位、「Law of the Land」などのシングルがある。
1973年にはビリー・カルヴィンとブレンダ・エヴァンスが脱退し、その後は複数の女性・男性ヴォーカルが入れ替わりながら活動が続いた。1975年にはホイットフィールドがモータウンを離れてWhitfield Recordsを立ち上げると、グループもそれに従って移籍している。その後はレーベルメイトだったローズ・ロイスやウィリー・ハッチと同じ環境で作品を出した。
1970年代後半から1980年代初頭にかけてはメンバー変動が続いたが、ジョー・ハリスは在籍を保った。1990年にはジョー・ハリスとブレンダ・エヴァンスがベリータ・ウッズを加えてグループを復活させ、Motorcity Recordsから作品を発表している。
The Undisputed Truthの音楽は、ファンクとソウルを軸にしながら、サイケデリック・ソウルの要素が強く出ている。これは、ノーマン・ホイットフィールドの制作方針とかなり結びついている。長めの構成、反復の強いリズム、緊張感のあるアレンジが目立つグループだ。
ホイットフィールドは、テンプテーションズ向けに書いた曲を別の形でThe Undisputed Truthに録音させることもあった。「Smiling Faces Sometimes」や「Papa Was a Rollin' Stone」に見られるように、曲の素材を別のグループへ移して別の表情にするやり方が取られている。
資料に出てくるメンバーは時期によって異なるが、名前として挙がるのは以下の通りだ。
初期の核になったのはジョー・ハリス、ビリー・カルヴィン、ブレンダ・ジョイス・エヴァンスの3人で、その後は男女混成の編成を含めて入れ替わりが続いた。
このグループを追うなら、まずは「Smiling Faces Sometimes」から入ると流れがつかみやすい。モータウンの中でも、ホイットフィールドの実験性が前面に出た作品として整理しやすいからだ。
そのうえで「Help Yourself」や「Law of the Land」を聴くと、ソウル・グループとしての歌の運びと、ファンク寄りのリズム処理の両方が見えてくる。テンプテーションズとの関係や、Whitfield Recordsへの移籍も含めて見ると、70年代のモータウン周辺でどんな動きがあったのかも追いやすい。
公式・準公式の情報としては、モータウンのアーティストページやWikipedia、サンプリング情報をまとめたWhoSampledなどがある。グループ名義の曲が後年の作品で参照される例もあり、70年代ソウル/ファンクの文脈で見返されることが多いグループだ。