Thors Hammer

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Thors Hammer

Thors Hammerとは

Thors Hammerは、デンマークのコペンハーゲンで活動した6人組のプログレッシヴ・ロック・バンドです。ジャンルはロックですが、実際の音はプログレ・ロックとジャズ・ロックの要素が前に出ています。英語詞で歌い、デンマーク初期プログレの先駆けのひとつとして紹介されることが多いグループです。

バンドの成り立ちと活動歴

メンバーはPeter Nielsen、Michael Bruun、Henrik Langkilde、Jesper Nehammer、Henrik Bødtcher、Simon Koppelの6人です。1971年に唯一のアルバム『Thors Hammer』を残しました。プロフィール情報によると、解散後も多くのメンバーは行動をともにし、1970年代のバンドAnacondaやTyggegummibandenの中核になっています。

編成とサウンドの特徴

編成は、ヴォーカル、ギター、ピアノ、オルガン、サックス、ベース、ドラムという構成です。特にサックスとオルガンが入っている点が大きく、ジャズの影響がはっきりしたアンサンブルになっています。

メンバーの担当は以下の通りです。

  • Peter Nielsen(ヴォーカル)
  • Michael Bruun(ギター、ピアノ)
  • Henrik Langkilde(オルガン、ピアノ)
  • Jesper Nehammer(サックス)
  • Henrik Bødtcher(ベース)
  • Simon Koppel(ドラム)

ウェブ上の情報でも、英語詞で歌うジャズ寄りのプログレッシヴ・ロックを演奏していたことが確認できます。ギター、オルガン、サックスが絡む編成は、当時の北欧プログレの中でもかなり目立つ組み合わせです。

唯一のアルバム『Thors Hammer』

1971年に録音された唯一のアルバム『Thors Hammer』は、コペンハーゲンのMetronomeスタジオで制作されました。収録曲は「Mexico」「Not Worth Saying」「Blind Gypsy Woman」「Believe In What You Want」「Evasive Dreams Beyond」の5曲で、演奏時間は約37分です。

オリジナルLPはMetronomeから発売され、プレス数は600枚程度とされています。現在ではかなり見かけにくい盤で、コレクター向けの希少タイトルとして扱われています。

再発とその後の扱い

このアルバムは希少性が高かったため、正規再発の前に4種類の非正規CDと1種類の非正規LPが出回っていました。資料上では「デンマークで最も多くブートレグ化されたLP」として紹介されています。

その後、再発レーベルのGarden of Delightsが初の正規CDを発表しました。3か国語のバンド史、詳細なディスコグラフィー、当時の資料の複製を収めた32ページのブックレット付きで、同レーベルはこのバンド名にちなんだサブレーベル「Thors Hammer」も設けています。

音楽的な位置づけ

Thors Hammerは、デンマークの初期プログレを語るときに名前が挙がるバンドです。1枚だけ残したアルバムですが、ジャズの影響を受けたプログレ・ロックと、サックスを含む編成で、当時の北欧ロックの中でも独自の存在感を持っています。

その後にメンバーがAnacondaやTyggegummibandenへつながっていく流れも含めて、70年代デンマーク・ロックの入口を知るうえで押さえておきたいグループです。

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ジャンル・スタイル

Rock Jazz-Rock Prog Rock

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