Baccara

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Baccara

Baccaraとは

Baccara(バカラ)は、1977年にスペインで結成された女性ポップ/ディスコ・デュオだ。マイテ・マテオス(Mayte Mateos)とマリア・メンディオラ(María Mendiola)を中心に始まり、70年代後半のユーロ・ディスコ・ブームを代表する世界的グループとして知られている。

結成の経緯とデビュー

二人はもともとスペイン国立テレビのバレエ団に所属していたダンサーだった。1976年、カナリア諸島のホテルで観光客向けにパフォーマンスを行っていたところをRCAレコードのドイツ法人のスカウトに見出され、本格的な音楽活動へとつながった。

デビューは1977年の「Yes Sir, I Can Boogie(誘惑のブギー)」だ。西ドイツの名プロデューサーであるロルフ・ソヤ(Rolf Soja)と作詞家フランク・ドスタル(Frank Dostal)が楽曲制作を手掛けた。この曲は全世界で1,600万枚以上を売り上げる歴史的メガヒットとなり、スペイン人女性アーティストとして初となる全英シングルチャート1位を獲得、西ドイツをはじめ欧州各国のチャートを席巻した。

代表曲と初期の成功

Baccaraは「Yes Sir, I Can Boogie」に続いて「Sorry, I'm a Lady(恋のバカラ)」も大ヒットさせた。1stアルバム『Baccara』(1977年)も世界各国でゴールドやプラチナ認定を受けている。

サウンド面では、囁くような官能的ボーカルと哀愁漂うメロディ、そして洗練されたユーロ・ディスコ・ビートの組み合わせが際立ち、多くのリスナーを魅了した。

ユーロビジョンへの出場

1978年にはルクセンブルク代表としてユーロビジョン・ソング・コンテストに出場し、「Parlez-vous français?」を歌って7位に入賞した。国際的な大舞台に立ったことで、ヨーロッパ全域での人気を不動のものとした。

解散とその後の活動

1981年、シングル「Sleepy-Time-Toy」のミキシングやボーカルの扱いをめぐって意見が分かれ、デュオは解散した。その後は、マテオスとメンディオラがそれぞれ別のパートナーを迎えて活動を続けた。

この時期以降は、Baccara、New Baccara、Baccara 2000といった名義でそれぞれ活動が展開された。マテオス側はJane ComerfordやMarissa Perez、Paloma Blancoらと組み、メンディオラ側もMarissa PerezやCristina Sevillaらとタッグを組んで、オリジナル曲や往年のヒット曲の再録・リミックスを発表し続けた。

近年のリバイバルとマリアの逝去

2020年から2021年にかけて、「Yes Sir, I Can Boogie」は再び脚光を浴びた。サッカー欧州選手権(UEFA EURO 2020)でスコットランド代表チームとそのサポーターがこの曲を熱狂的なアンセムとして歌い継ぎ、リミックス版が全英チャート上位に再浮上するなど大きな話題を呼んだ。

2021年9月11日、オリジナル・メンバーのマリア・メンディオラがマドリードで69歳で逝去した。その後は、ファンの熱い要望を受けてCristina Sevillaがグループを継続し、その音楽的レガシーを守り続けている。

ジャンル・スタイル

Electronic Funk / Soul Pop Disco Europop
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