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Shannonは、1958年5月2日生まれ、ワシントンD.C.出身のアメリカのシンガー/ソングライター。本名はBrenda Shannon Greeneで、Electronic、Funk / Soulの文脈で語られることが多いアーティストだ。スタイルとしてはFunk、Electro、Freestyleが挙げられている。
Shannonはニューヨークのヨーク・カレッジに通い、ニューヨーク・ジャズ・アンサンブルとツアーをしていた。その後、アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツも卒業している。いとこの録音スタジオでライブ・バンドと歌っていたところを、プロデューサーのマーク・リゲットとクリス・バーボサの仲間クインティン・ヒックスに見つけられた。
オーディションでは「She Can't Love You Like I Do」を歌い、その後「Fire and Ice」という曲を渡された。この曲が、のちの代表曲「Let the Music Play」へ発展していく。
Shannonを語るうえで外せないのが、1983年発表の「Let the Music Play」だ。バーボサとエド・チゾムの作曲で、バーボサとリゲットがプロデュースした。デモではロブ・キルゴアが全楽器を担当している。
この曲では、Roland TR-808のキックとスネアにリヴァーブをかけて短く切る「ゲート・リヴァーブ」の処理が特徴になっている。TR-808とTB-303のベースラインを同期させた初期の楽曲のひとつとしても知られる。サビのコーラスは、クレジットされていないセッション・ギタリスト兼歌手のジミ・タネルが歌っている。エレクトロ・ファンクにラテンのリズムを組み合わせたこのサウンドは「Shannonサウンド」と呼ばれ、のちにフリースタイルとして知られるようになった。
この曲はBillboardのダンス・クラブ・チャートで1位、R&Bチャートで2位(パティ・ラベルの「If Only You Knew」に阻まれた)、Hot 100で8位、全英では14位を記録し、ゴールド・ディスクになっている。Rolling Stoneは2022年の「史上最高のダンス・ソング200」で6位に選んでいる。アーマンド・ヴァン・ヘルデンがこの曲を「フリースタイルへの道を開いた」レコードと評している。
1984年のデビュー・アルバム『Let the Music Play』はゴールド・ディスクとなり、Shannonはグラミー賞にノミネートされた。続くシングル「Give Me Tonight」もダンス・チャートで1位を獲得している。
1985年には2作目『Do You Wanna Get Away』を発表し、表題曲がダンス・チャート1位になったほか、「My Heart's Divided」はダンス・チャート3位を記録した。「Sweet Somebody」はミディアム・テンポのソウル曲で、ヨーロッパのいくつかの国でトップ20入りしている。
1986年には3作目『Love Goes All the Way』をリリースした。
1987年にアトランティックとの契約解除を申し出たのち、ウーピー・ゴールドバーグ主演の映画『フェイタル・ビューティー』のために「Criminal」を録音している。
1998年にはドイツのプロデューサー/アーティスト、Sash!と組んだ「Move Mania」を発表し、ここから再始動の流れが始まった。同じ年にはトッド・テリー、トニー・モラン、レ・リズム・ディジタルらのプロデュース曲でも共作と歌を担当している。1999年から2000年にかけては「Give Me Tonight」と「Let The Music Play」がリミックスされ、2000年にはアルバム『The Best Is Yet To Come』がアメリカでリリースされた。このアルバムにはクリス・バーボサもプロデュースで参加している。
その後も活動は続き、2006年には5作目『A Beauty Returns』を発表している。