Starvue

Vinyl Record Reviews

Starvueについて

スターヴュー(Starvue)は、アメリカ・イリノイ州シカゴを拠点に1970年代末から1980年代初頭にかけて活動したソウル/ファンク/ディスコ・グループ。キース・ブレイク(Keith Blake)とリード・シンガーのジュディ・デイヴィス(Judy Davis)を中心に、アンドレ・モーガン、アンソニー・ヒックス、バートン・ファウラー、レスター・ファルコナー3世、ヴィクター・ヒューズ、ラリー・ホーンら総勢8名からなる大所帯アンサンブルとして結成された。

至高のモダン・ソウル名盤『Upward Bound』

1980年、シカゴのインディペンデント・レーベル「Midwest International Records(MWI)」から唯一のフル・アルバム『Upward Bound』を発表。アース・ウィンド&ファイアー直系の洗練されたホーン・アレンジと華麗なストリングス、緻密なヴォーカル・ハーモニー、そしてタイトに引き締まったファンク・グルーヴを高度に融合させ、アーバン・モダン・ソウル/ブギー屈指の完成度を誇る名盤として完成された。

伝説のレア・グルーヴ・アンセム「Body Fusion」

本作の評価を決定づけているのが、アルバム冒頭を飾る至福のメロウ・ソウル「Body Fusion」である。ジュディ・デイヴィスの甘美で艶やかなリード・ヴォーカル、心地よいハンドクラップとフィンガースナップ、そして絶妙なミディアム・テンポの2ステップ・グルーヴが世界中のソウル・コレクターやDJを虜にし、レア・グルーヴ/モダン・ソウル・シーンの頂点に君臨するクラシックとなった。ヒップホップ世代からもサンプリング・ソースとして愛され、オリジナルLPは中古レコード市場で常に高額で取引されている。

音楽的特徴と後世の再評価

アルバムには「Body Fusion」のみならず、ダンスフロアを揺らす爽快なアップテンポ・ディスコ「Put The BS Aside」や「Love Affair」「Love Struck」など、粒ぞろいのモダン・ダンサーが収録されている。生楽器の躍動感と洗練された都会的プロダクションが見事に調和したサウンドは、80年代初頭のシカゴ特有の熱気と洗練を象徴している。

わずか1枚のアルバムを残してシーンから姿を消したものの、P-VINEなどによる度重なる再発によってその名は世界規模で定着。現在も色褪せることのない輝きを放つ、シカゴ産モダン・ソウル/アーバン・ブギーの至宝として燦然と輝いている。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Disco Funk Soul
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