Toshiki Kadomatsu

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Toshiki Kadomatsu

角松敏生(Toshiki Kadomatsu)とは

角松敏生(かどまつ としき、1960年8月12日生まれ)は、東京都渋谷区代々木出身のシンガーソングライター、ギタリスト、音楽プロデューサーだ。洗練された都会的なリゾート・サウンド、ファンク、ブギー、AORを融合させた独自のスタイルで1980年代の日本の音楽シーンをリードし、山下達郎らと並ぶ「シティポップ/和ブギー」の最重要人物として世界的な再評価の渦中にある。自身のソロ活動にとどまらず、杏里、中山美穂らのプロデュースや、覆面バンドAGHARTA名義での国民的ヒット「WAになっておどろう」など、プロデューサーとしても不滅の功績を残している。

デビューから80年代シティポップ黄金期へ

角松敏生は1981年にシングル「YOKOHAMA Twilight Time」とアルバム『SEA BREEZE』でデビューした。海やリゾート、都市の夜を題材にした爽快なAOR/ファンク・サウンドで一躍注目を集めた。

その後も80年代を通じて、都会的な空気感と卓越したミュージシャンシップを誇る名盤を連発していった。代表作としては、1983年の『ON THE CITY SHORE』、1984年の『AFTER 5 CLASH』、1985年の『GOLD DIGGER〜with true love〜』、1986年の『TOUCH AND GO』、1987年の『SEA IS A LADY』などがある。

代表作に見る先進性

  • 『AFTER 5 CLASH』(1984年):オフィス街の夜をテーマに、極上の80sファンク/ブギー・サウンドを展開したシティポップ屈指の歴史的名盤。
  • 『GOLD DIGGER〜with true love〜』(1985年):ニューヨークのエレクトロ・ファンクやヒップホップの手法(スクラッチやサンプリング)をいち早く日本に導入。「TOKYO TOWER」などを収録。
  • 『SEA IS A LADY』(1987年):卓越したギタープレイを前面に出したインストゥルメンタル・アルバムの傑作。

名プロデューサーとしての偉業

自身のソロ活動にとどまらず、他アーティストのプロデュースでも歴史的な名作を数多く生み出した。杏里の1983年のアルバム『Bi・Ki・Ni』、そして「CAT'S EYE」「悲しみがとまらない」を含む歴史的大ヒット作『Timely!!』を全面プロデュースし、彼女をトップスターへと押し上げた。

また、中山美穂には名バラード「You're My Only Shinin' Star」を提供し、アルバム『CATCH THE NITE』を手がけるなど、80年代ポップス/アイドル・シーンの音楽的質感を劇的に高めた。

活動休止(凍結)とAGHARTA名義のメガヒット

1993年、自身の音楽活動を“凍結(休止)”。その凍結期間中に結成した覆面バンドAGHARTA(アガルタ)名義で、「長万部太郎」のペンネームで作詞・作曲した「WAになっておどろう (ILE AIYE)」を発表した。

この楽曲はNHK『みんなのうた』や長野オリンピックのテーマソング、V6によるカバーなどを通じて国民的な大ヒットを記録し、社会現象となった。1998年には日本武道館で活動を“解凍(再開)”し、現在も精力的なツアーやリリースを続けている。

音楽的な特徴と世界的な再評価

キレ味鋭いカッティング・ギター、スラップ・ベースとタイトなドラムスが織りなす強靭なグルーヴ、そして都会の哀愁を歌い上げるスウィートなハイトーン・ヴォーカルが最大の持ち味だ。

近年、世界的な日本の80年代シティポップ/ブギー・ムーブメントの中で、『AFTER 5 CLASH』や『SEA BREEZE』をはじめとする角松の諸作は「究極のジャパニーズ・ブギー/ファンク」として世界中のDJやディガーから最高峰の評価を受けている。

ジャンル・スタイル

Electronic Funk / Soul Pop Boogie City Pop Disco Funk Soul
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