The Cuban Heels - Work Our Way To Heaven (1981)
The Cuban Heels / Work Our Way To Heaven
「Work Our Way To Heaven」は、UKのロック・バンド、The Cuban Heelsが1981年にVirginから出した作品だ。ジャンル表記はRock、スタイルはNew Wave。1977年にスコットランドのグリーノックで結成されたバンドで、Laurie Cuffe、Paul Armour、Dave Duncanを中心に始まり、のちにJohnny And The Self AbusersのJohn Milarkyがヴォーカルとして加入している。
この時期のVirginは、UKのニューウェーブやポストパンク周辺の作品を多く扱っていたレーベルで、The Cuban Heelsもその流れの中に置いて見ることができる。バンドとしては、80年代初頭のUKロック・シーンの空気を反映した録音として捉えやすい一枚だ。
作品の位置づけ
1981年は、The Cuban Heelsにとって活動のまとまりが見えやすい時期にあたる。オリジナル・ベーシストのPaul Armourは1980年まで、Nick Clarkが1980年から1981年まで在籍しており、メンバー編成の変化があった時期でもある。そうした流れの中で出た作品なので、バンドの輪郭や当時のUKニューウェーブ寄りの感触を確かめるうえで重要なタイトルと言える。
Virgin盤としての特徴
この盤はVirginのUK盤、カタログ番号はV 2210。Virginは1980年前後のUK盤で、緑と赤を使ったレーベル・デザインが広く見られる時期にあたる。なお、VirginのレコードにはEMIロゴが入ることがあるが、それは別レーベルではなく、当時VirginがEMIグループの一部だったことを示す表示だ。
1981年のVirgin作品らしく、レーベル面やクレジットの体裁も当時のUKオリジナル盤の雰囲気を持つ。盤としては、作品そのものだけでなく、Virginの初期80年代のカタログの一部として見ていくと把握しやすい。
同時代の文脈
The Cuban Heelsは、同時代のUKニューウェーブの中で語られることの多いバンド群と並べて見られることがある。Virginというレーベルの文脈からも、初期のポップ寄りニューウェーブというよりは、ロックの骨格を残した80年代初頭のUKバンドの一つとして整理しやすい。
まとめ
「Work Our Way To Heaven」は、1981年のUKニューウェーブ期に出たThe Cuban HeelsのVirgin盤。バンドの活動史の中では、メンバー変遷を経た時期の記録としても見どころがある。Virginの初期80年代カタログの中で、UKロック/ニューウェーブの一断面を示すタイトルだ。
トラックリスト
- A1 Liberty Hall 2:58
- A2 Move Up A Grade 3:30
- A3 Where The Days Go 4:10
- A4 A Matter Of Time 3:02
- A5 Homes For Heroes 3:45
- A6 The Old School Song 3:50
- B1 Walk On Water 2:57
- B2 Hard Times 4:05
- B3 Coming Up For Air 4:16
- B4 Work Our Way To Heaven 3:57
- B5 My Colours Fly 3:00