Alabama Shakes

Vinyl Record Reviews

Alabama Shakes

Alabama Shakesとは

Alabama Shakesは、2009年にアメリカ・アラバマ州アセンズで結成されたロック・バンドだ。メンバーはBrittany Howard、Zac Cockrell、Heath Fogg、Steve Johnsonの4人で、Brittany Howardのボーカルとリズム・ギターを軸に活動してきた。バンド名は、当初の「The Shakes」に2011年ごろ「Alabama」を付け加えて現在の形になった。

結成の経緯と活動の始まり

出発点は、高校で出会ったBrittany HowardとZac Cockrellのつながりにある。その後、ライブ活動を重ねる中でHeath Foggが加わり、ドラムのSteve Johnsonを含む4人編成になった。地元での演奏を重ねながら存在感を広げ、ブルース・ロックやソウルを土台にしたサウンドで注目を集めていった。

音楽的な特徴

Alabama Shakesの音楽は、Rock、Funk / Soulを軸に、Funk、Rock & Roll、Soulの要素を組み合わせたものとして整理されることが多い。実際のサウンドでは、ブルース・ロック、ソウル、ルーツ・ロックの流れがはっきりしていて、Brittany Howardの歌声が中心に置かれている。ギター、ベース、ドラムの編成はシンプルだが、演奏の押し引きがはっきりしていて、リズムの粘りとボーカルの強さが前に出る構成が目立つ。

楽曲単位で見ると、ファンク寄りのリズム感と、ロック・バンドとしての骨太な演奏が同居している。ソウルの感触も強く、メロディと歌の運びにその影響が出ている。

アルバムごとの動き

2012年のデビュー作『Boys & Girls』は、批評家から高く評価され、全米チャートで8位を記録した。収録曲「Hold On」はラジオでもヒットし、グラミー賞では計3部門にノミネートされている。

2015年の2作目『Sound & Color』は、Billboard 200で初登場1位を獲得した。グラミー賞では、最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞、「Don't Wanna Fight」での最優秀ロック・ソング賞など、3部門を受賞している。さらに、1920年代の電気録音機材を復元して録音した「Killer Diller Blues」のカバーで最優秀アメリカン・ルーツ・パフォーマンス賞も受けており、この時点でグラミー受賞は通算4つになった。

活動休止と再始動

2018年には、Brittany Howardがソロ活動に専念するため、バンドは活動を休止した。Howardは2019年にソロ・アルバム『Jaime』を発表している。その後、Steve Johnsonは2020〜2021年の法的トラブルを経て復帰しなかった。

2024年12月には、Howard、Fogg、Cockrellの3人で再始動することが発表された。2025年にはツアーを行い、2026年8月28日には、Island Recordsから11年ぶりの3作目『I Must Be Dreaming』をリリースした。この作品はトリオ編成での初のアルバムで、プロデュースはShawn Everettとバンド自身が担当している。録音はナッシュビルのSound EmporiumとBlackbird Studioで行われた。

関連サイト

チェックしておきたいポイント

  • バンドの中心はBrittany Howardのボーカルとリズム・ギター
  • ブルース・ロック、ソウル、ルーツ・ロックの流れが土台
  • 『Boys & Girls』で広く知られるようになった
  • 『Sound & Color』でグラミー主要部門を受賞した
  • 2018年に休止後、2024年に3人体制で再始動した

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Rock Funk Rock & Roll Soul
toast