Alexander O'Neal

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Alexander O'Neal

Alexander O'Nealとは

Alexander O'Neal(アレクサンダー・オニール、1953年11月15日生)は、アメリカ・ミシシッピ州出身のR&B/ソウル・シンガー。骨太で包容力に満ちたディープなバリトン・ヴォイスと、洗練されたミネアポリス・ファンクを武器に、1980年代のブラック・コンテンポラリー/アーバン・ソウル・シーンを代表する屈指の実力派シンガーとして名を馳せた。

アメリカのR&Bチャートで数多くのヒットを放っただけでなく、特にイギリスにおいては国民的な人気を獲得。1980年代半ばから1990年代にかけてUKシングル・チャートで14曲ものトップ40ヒットを記録し、アリーナ規模のツアーを成功させるなど、国境を越えて熱烈な支持を集めた。

フライト・タイムとプリンスとの因縁

1970年代にミネソタ州ミネアポリスへと拠点を移したオニールは、若き日のジミー・ジャム(Jimmy Jam)やテリー・ルイス(Terry Lewis)らが在籍していた伝説のファンク・バンド「フライト・タイム(Flyte Tyme)」にリード・ヴォーカリストとして参加する。

バンドの才能に目を留めたプリンスがワーナー・ブラザースとの契約を取り持ち、バンドを「ザ・タイム(The Time)」へと改名・再編しようとした際、オニールはギャランティや契約条件を巡ってプリンスと対立。バンドを離脱することとなり、リード・シンガーの座はモーリス・デイ(Morris Day)に引き継がれた。この挫折が、のちの劇的なソロ・キャリアへの布石となる。

タブーでのソロ・デビューとジャム&ルイスとの黄金タッグ

フライト・タイム解散後、プロデューサー・デュオとして頭角を現したジャム&ルイスは、かつての盟友オニールをクラレンス・アヴァント率いる名門レーベル「タブー(Tabu Records)」へ引き入れ、全面プロデュースを担当する。

1985年にリリースされたソロ・デビュー作『Alexander O'Neal』は、「If You Were Here Tonight」や「A Broken Heart Can Mend」といった絶品のクワイエット・ストーム/メロウ・バラードから、硬質なミネアポリス・ファンクまでを網羅し高い評価を獲得。さらに同年、同門の女性シンガーであるシェレール(Cherrelle)とのデュエット曲「Saturday Love」が世界的な大ヒットを記録し、一躍トップ・シンガーの仲間入りを果たした。

『Hearsay』の世界的成功とUKでの熱狂

1987年に発表されたセカンド・アルバム『Hearsay』は、彼のキャリアにおける最大の金字塔となった。「Fake」や「Criticize」といったキラーなダンス・ファンク・チューン、そしてシェレールとの再共演「Never Knew Love Like This」などが次々とチャートを席巻。ジャム&ルイスによる最先端のシンセ・ファンクと、オニールのゴスペル仕込みの熱い歌唱が見事な調和を見せた。

特にイギリスでの熱狂は凄まじく、アルバムはトリプル・プラチナを獲得し、ロンドンのウェンブリー・アリーナを連日満員にするほどのセンセーションを巻き起こした。1991年の4作目『All True Man』も全英アルバム・チャート2位を記録。80年代から90年代のR&B史において、最も魅惑的な歌声を持つソウル・マスターのひとりとしてリスペクトされ続けている。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Contemporary R&B Funk Soul
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