Graham Central Station

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Graham Central Station

Graham Central Stationとは

Graham Central Station(グラハム・セントラル・ステーション)は、1973年にカリフォルニア州オークランドで結成されたファンク・バンドだ。バンド名は、創設者であるLarry Grahamの名前と、ニューヨークのGrand Central Stationをもじったものになっている。当初Hot Chocolateという名前で活動していた地元バンドを母体に結成された。

結成の背景

リーダーのLarry Grahamは、Sly & the Family Stoneの元ベーシストとして知られている。1972年に同バンドを離れたあと、オークランドの地元バンドHot Chocolateに合流し、バンド名をGraham Central Stationに改めた。1973年にはWarner Bros. Recordsと契約している。

メンバーには、Larry Grahamのほか、Patryce Banks、Willie Wild Sparks、Gaylord Birch、David Dynamite Vega、Hershall Happiness Kennedy、Robert Butch Sam、Wilton Rabb、Gail (Baby Face) Muldrow、The Deaconらが名を連ねた。編成にはボーカル、ベース、ドラム、ギター、オルガン、クラビネットなどが含まれている。

代表作と活動の流れ

1974年にデビュー作『Graham Central Station』を発表し、「Can You Handle It?」がR&Bチャートでヒットした。同年には2作目『Release Yourself』もリリースしている。

1975年の3作目『Ain't No 'Bout-A-Doubt It』は、バンドの代表作としてよく挙げられる。収録曲「Your Love」はビルボードR&Bチャートで1位を記録し、「The Jam」ではメンバー紹介を交えながらスラップ・ベースを前面に出した演奏が展開されている。

その後も『Mirror』(1976年)、『Now Do U Wanta Dance』(1977年)、『My Radio Sure Sounds Good to Me』(1978年)などを発表し、70年代の活動を通してファンク・バンドとしての存在感を保った。

音楽的な特徴

このバンドの中心にあるのは、Larry Grahamが創始したスラップ奏法(チョッパー・ベース)だ。親指で弦を叩き、人差し指で弾くパーカッシブな奏法とファズ・ベースが、バンドの強烈な推進力となっている。

あわせて、ゴスペル由来の多声ボーカル・ハーモニー、ファンクボックス(リズムマシン)、クラビネットの使い方も特徴として挙げられる。緻密でパワフルなアンサンブルが、1970年代ベイエリア・ファンクの骨太なグルーヴを作り上げた。

後世への影響

Graham Central Stationは、1970年代のベイエリア・ファンクを代表する最重要バンドの一つとして位置づけられている。Larry Grahamのスラップ奏法は、その後のファンクやR&Bのベーシストに決定的な影響を与えた。

特にPrinceとの関係は深く、Princeは後年にLarry Grahamをツアーに帯同させて共演を重ねた。Graham Central Stationの音作りや演奏スタイルは、世代を超えて多くのミュージシャンに引き継がれている。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Funk Soul
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