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Aquarian Dream(アクエリアン・ドリーム)は、ジャズ・ドラマー/プロデューサーのノーマン・コナーズが1976年に結成したアメリカのジャズ・ファンク/ディスコ・グループです。ソウル、ファンク、ジャズ、ディスコを組み合わせたサウンドで活動し、1970年代半ばから後半にかけて作品を残しました。
グループは1976年にBuddahからデビュー作『Norman Connors Presents Aquarian Dream』を発表しています。結成のきっかけになった楽曲として「Phoenix」があり、重めのオーケストレーションを使ったディスコ調の曲でした。初期の段階から、ノーマン・コナーズのプロデュース色が前面に出た形で始まっています。
その後、1978年10月にはレーベルをElektraに移し、セカンド・アルバム『Fantasy』を発表しました。1979年8月には3作目『Chance to Dance』を出していますが、この時期にはよりディスコ寄りの方向へ進んでいました。
Aquarian Dreamの音楽は、ソウル、ファンク、ジャズ、ディスコを混ぜ合わせたものとして知られています。何層にも重ねたヴォーカルと、オーケストラ的なアレンジが特徴です。ジャズ・ファンクの土台にディスコのリズムを重ねる構成が多く、当時のダンス・ミュージックの流れとも接点がありました。
デビュー作の「Phoenix」は、オーケストラを強く使ったディスコ曲として制作されており、このバンドの方向性を示す1曲になっています。2作目『Fantasy』では、リード・ヴォーカルがグロリア・ジョーンズからシルヴィア・ストリップリンに交代し、サウンド面でも編成の変化が見られます。
メンバーには、Sylvia Striplin、Norman Connors、Connie Harvey、Gloria Jones、Claude Bartee Jr.、Jacques Burvick、Claude Bartee、Patricia Shannon、James Morrison、Albert Jones Jr.、Pete Bartee、Ernie Adams、Mike Fowler、Valerie Horn、Lelon Windhamらがいます。
初期メンバーでは、リード・ヴォーカルのグロリア・ジョーンズ、サックスのクロード・バーティJr.、ギターのピート・バーティ、キーボードのジャック・バーヴィックらが参加していました。アレンジの多くはレジー・ルーカスが担当しています。
グロリア・ジョーンズは「Tainted Love」のオリジナル・シンガーとして知られ、T・レックスのマーク・ボランのパートナーでもありました。Aquarian Dreamでは、そうした経歴を持つヴォーカリストが前面に立っていた点も印象に残ります。
1979年の『Chance to Dance』は、前作よりもディスコ色を強めた内容でしたが、大きなヒットにはつながらず、グループは同年に解散しています。ノーマン・コナーズの名前で注目を集めたプロジェクトでしたが、活動期間は長くありませんでした。
シルヴィア・ストリップリンは、その後ソロ活動に移っています。
Aquarian Dreamは、ノーマン・コナーズを中心に、ジャズ・ファンクの演奏感とディスコの推進力をまとめたグループです。短い活動期間の中で、オーケストラを使った編曲や多重ヴォーカルを軸にした作品を残しています。