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Hozierは、1990年3月17日生まれのアイルランド出身シンガーソングライター、アンドリュー・ホージア=バーンの名義だ。出身地はアイルランド・ウィックロー州ブレイ。ジャンル表記ではRock、Folk, World, & Country、Blues、Funk / Soulが挙がっていて、スタイルはAlternative Rock、Soul、Rhythm & Bluesに分類されている。
本人は、両親のレコード・コレクションにあったジョン・リー・フッカー、マディ・ウォーターズ、トム・ウェイツなどを聴いて育った。ニーナ・シモンやウディ・ガスリーも影響源として挙げていて、アイルランドのフォークやケルト音楽、さらにシェイマス・ヒーニーやW・B・イェイツのような詩人からも影響を受けている。
15歳で曲を書き始め、合唱団Anúnaでも歌っていた。ダブリンのトリニティ・カレッジでは音楽教育を学んでいたが、デモ録音を優先して試験を欠席し、1年間の休学も認められなかったという経歴がある。
2013年に、実家の屋根裏で録ったデモをもとにした「Take Me to Church」が注目を集めた。YouTubeで公開された映像が広がるきっかけになっていて、ロシアでの同性愛者への迫害に目を向けさせる意図を持った内容として話題になった。楽曲はBillboard Hot 100で2位、全英シングルチャートで2位を記録し、Spotifyでは2014年に最も再生された曲になっている。
この流れを受けて、2014年にはデビュー・アルバム『Hozier』を発表した。アルバムはBillboard 200で2位に入っている。2015年の第57回グラミー賞では最優秀楽曲賞にノミネートされ、授賞式ではアニー・レノックスと共演した。
2018年9月にはEP『Nina Cried Power』をリリースし、表題曲ではメイヴィス・ステイプルズと共演した。この曲はBillboardのアダルト・オルタナティブ・ソング・チャートで1位を記録している。
2019年の2作目『Wasteland, Baby!』は、アイルランドとBillboard 200で初登場1位を獲得した。アメリカでは自身初の1位作品になっている。ライブ活動も続けていて、グラストンベリーやロラパルーザではヘッドライナーを務めた。
2023年の3作目『Unreal Unearth』は、アイルランドとイギリスで初登場1位を記録した。作品の一部はアイルランド語で歌われている。2024年のEP『Unheard』には、ダンテの『神曲 地獄篇』から一部着想を得た曲が収録され、「Too Sweet」はHot 100で初登場5位からのちに1位になった。これでHozierは、Hot 100で1位を獲得した4組目のアイルランド出身アーティストになっている。2025年にはTIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。
Hozierは「個人的なことは政治的なこと」と語っていて、楽曲でも社会正義に触れることが多い。「Cherry Wine」はドメスティック・バイオレンスへの関心を高める目的で発表された曲だ。2020年には「Jackboot Jump」の印税をNAACPとBlack Lives Matterに寄付している。同じ年には、アイルランドの児童虐待防止団体ISPCCのためにソーシャル・メディアで演奏し、「The Parting Glass」のカバーもチャリティーとして出した。