Ram Jam

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Ram Jamについて

Ram Jam(ラム・ジャム)は、1977年にニューヨークで結成されたアメリカのハードロック/ブギーロック・バンドだ。中心となったのは、元The Lemon Pipersのギタリストとして知られるビル・バートレット(Bill Bartlett)で、メンバーにはマイク・スカヴォーネ(Myke Scavone)、ハワード・ブラウヴェルト(Howard Blauvelt)、ピーター・チャールズ(Peter Charles)、後に加入したジミー・サントロ(Jimmy Santoro)がいた。

結成の経緯と代表曲「Black Betty」

Ram Jamは、ビル・バートレットが以前在籍していたバンドStarstruckによる録音が地方のラジオ局などで話題を集めたことを受けて、敏腕プロデューサーのジェリー・カセネッツ(Jerry Kasenetz)とジェフ・カッツ(Jeffry Katz)がバートレットを中心に編成したバンドである。

バンドの代名詞となったのが、1977年にEpic Recordsからリリースされた「Black Betty」だ。この曲はもともとリード・ベリー(Lead Belly)などの歌唱で知られる伝承労働歌を下敷きにしたもので、Ram Jam版は新規録音ではなく、Starstruckの1975年録音を編集・再構成して発表された。豪快なハードロック/ブギーに再構築された同曲は、全米チャート18位、全英チャート7位を記録する世界的な大ヒットとなった。

結成時のメンバーは、ギター/ボーカルのビル・バートレット、リードボーカルのマイク・スカヴォーネ、ベースのハワード・ブラウヴェルト、ドラムのピーター・チャールズ。ハワード・ブラウヴェルトは、若き日のビリー・ジョエルとともにThe Hasslesで活動していた経歴を持つ。

音楽的な特徴と作品

Ram Jamのサウンドは、ハードロックとクラシック・ロックを土台にしながら、ブギー感の強いリフと直線的なビートを前面に出した骨太な作りが特徴だ。

1977年のデビューアルバム『Ram Jam』でシングルヒットの勢いに乗った後、1978年の2ndアルバム『Portrait of the Artist as a Young Ram』ではジミー・サントロが加入。ジェームズ・ジョイスの小説をもじったタイトルを冠し、よりタイトでヘヴィなハードロック路線を展開した。

その後の動き

2ndアルバムは後年ハードロックファンから高く再評価されたものの、当時の商業的な成功にはつながらず、バンドは短期間で解散した。活動期間は短いながら、「Black Betty」の爆発的なヒットと強烈なリフによって、70年代アメリカン・ハードロックを語る上で欠かせない存在として記憶されている。

なお、1991年にはプロデューサーのカセネッツ=カッツがRam Jamの名前を復活させ、別編成で作品を発表しているが、一般にRam Jamの歴史として語られる中心は1977〜1978年の活動である。

ジャンル・スタイル

Rock Classic Rock Hard Rock
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