Ripple

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Ripple

Rippleとは

Rippleは、1970年代初頭にアメリカ・ミシガン州カラマズーで結成されたファンク/ソウル/ディスコ・バンドだ。のちにジョージア州アトランタを拠点に活動を広げた。人種混成の編成で、ギター、ベース、ドラム、ホーン、キーボード、ボーカルがそろったバンドとして活動していた。

メンバー

  • Keith Samuels
  • Brian Sherrer
  • William Hull
  • Simon Kenneth Carter
  • Walter Carter
  • Curtis Reynolds
  • Dave Ferguson

活動の背景

Rippleは、70年代のファンクとディスコが広がっていく時期に活動していた。初期はミシガン州で始まり、その後アトランタに移っている。バンドの中心には、タイトなリズムセクションとホーンセクション、複数メンバーによるコーラスがあった。

音楽的な特徴

前期のRippleは、ディープ・ファンクとスウィート・ソウルを軸にしたサウンドで知られる。ベースライン、カッティングギター、パーカッションがしっかり絡む作りで、演奏の輪郭がはっきりしている。

後期には、トミー・スチュワートの関与もあり、ストリングスやシンセサイザーを取り入れたコズミック/スペース・ファンク、ディスコ・ブギーへと方向を広げた。ファンクの骨格を保ちながら、ダンスフロア向けの構成を強めていった形だ。

代表作

『Ripple』(1973年)

1stアルバム『Ripple』はGRC Recordsからリリースされた。シングル「I Don't Know What It Is, But It Sure Is Funky」がBillboardのR&Bチャートでヒットしている。この曲は「Oh-la Oh-la Ay」というチャントでも知られ、レア・グルーヴやファンクの文脈でよく取り上げられる。

ほかにも「A Funky Song」「Willie Pass The Water」「You Were Right On Time」など、ファンクとソウルを行き来する楽曲が並ぶ。

『Sons of the Gods』(1977年)

2ndアルバム『Sons of the Gods』はSalsoul Recordsからの作品で、よりディスコ寄りの作りになっている。トミー・スチュワートがアレンジに関わり、「The Beat Goes On and On」「Victorious」「Sons of the Gods」などが収録されている。

この時期のRippleは、重いビートとホーン、ストリングス、シンセを組み合わせたダンス向けのサウンドを展開している。

後世への影響

「I Don't Know What It Is, But It Sure Is Funky」は、ヒップホップ初期から多くのプロデューサーにサンプリングされてきた。マーシャ・グリフィスの「Electric Boogie」の元ネタとしても知られている。

また、「The Beat Goes On and On」もBlack Rock & Ronをはじめ、ヒップホップやハウスのクリエイターに使われてきた。DJやレア・グルーヴのリスナーの間で、Rippleの作品は今も参照されることが多い。

聴きどころ

  • 「I Don't Know What It Is, But It Sure Is Funky」のチャントとベースの組み合わせ
  • 初期作にある、ギターとパーカッションが前に出るファンクの組み立て
  • 『Sons of the Gods』でのストリングスとシンセを含むダンス志向のアレンジ

Rippleは、初期ファンクの泥臭さと、後期ディスコ/スペース・ファンクの要素を両方持っているバンドとして整理しやすい。70年代のブラック・ミュージックの流れを追うときに、外しにくいグループだ。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Funk
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