Faze-O

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Faze-O

Faze-Oとは

Faze-Oは、オハイオ州デイトン出身のファンク・グループだ。ジャンルはファンク/ソウルで、1970年代後半に3枚のアルバムを残している。メンバーはKeith Harrison、Roger Parker、Robert Neal, Jr.、Frederick Tyrone Crum、Ralph Aikensの5人編成で知られる。

結成の流れ

バンドの前身は、ベースのTyrone “Flye” Crumがいたトリオ「Faze 3」(資料によっては「Phase Three」)だった。その後、メンバーの加入や交代を経て5人編成になり、1975年にFaze-Oを名乗るようになった。オリジナル・メンバーは、Crum(ベース)、Ralph “Love” Aikens(ギター、トーク・ボックス、ボーカル)、Roger Parker(ドラム)、Robert “Bip” Neal Jr.(リード・ボーカル、パーカッション)、Keith Harrison(リード・ボーカル、キーボード)だ。

地元デイトンで活動しながら、オハイオ・プレイヤーズの前座を務めることもあった。アトランタへの移住を考えていた時期に、オハイオ・プレイヤーズのClarence Satchellがプロデュースを申し出た、という経緯もある。

『Riding High』と3枚のアルバム

1977年、アトランティック傘下のShe Recordsからデビュー作『Riding High』を発表した。録音はシカゴのParagonスタジオで行われ、オハイオ・プレイヤーズがプロデュースを担当している。表題曲はバンドとSatchellの共作で、オハイオ・プレイヤーズが編曲を担当した。

この曲では、HarrisonのテナーのリードとNealの低音ボーカルが重なる構成が印象的だ。シングルは1978年にR&Bチャート9位まで上がり、アルバムもBillboard 200で98位、R&Bアルバム・チャートで19位を記録した。AllMusicではこのアルバムに5点満点で4点が付けられている。

続く『Good Thang』は1978年の作品で、R&Bアルバム・チャート40位。表題曲はR&B43位となった。3作目で最後のアルバム『Breakin' the Funk』(1979年)では、表題曲がシングルとして出ている。

その後の動き

バンドは1980年代初めまでに事実上解散した。その後、メンバーはそれぞれ別の現場で活動している。HarrisonはHeatwaveの1980年作『Candles』に参加し、1983年からはDazz Bandに長く在籍した。ParkerはSlaveの『Show Time』に参加したのち、Steve Arringtonとともに抜けて「Steve Arrington's Hall of Fame」に加わっている。

その後も再結成の動きはあり、2011年にはHarrison、Neal、Aikensがデイトンのアイランド・パークで演奏した。2015年12月17日には、デイトンのファンク・ミュージック殿堂の開館に合わせて、オリジナル・メンバー5人がそろい、デイトンのスタジオでDJのStan “The Man” Brooksのインタビューに応じている。

なお、Nealは新作制作中だった2021年4月に亡くなり、Parkerは2023年3月に亡くなっている。

サンプリングされ続ける「Riding High」

「Riding High」は、1980年代末からヒップホップやR&Bで何度もサンプリングされてきた。最初に知られる例としては、1989年のFresh Four「Wishing on a Star」がある。

AllMusicのAndy Kellmanは、この曲が特に1990年代に数十人のヒップホップ・プロデューサーのサンプリング・ソースになったと書いている。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Funk Soul
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