Menahan Street Band

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Menahan Street Band

Menahan Street Bandとは

Menahan Street Band(メナハン・ストリート・バンド)は、2000年代後半にニューヨーク・ブルックリンで結成されたインストゥルメンタル・ソウル/ファンク・バンドだ。ジャンルとしてはFunk / Soul、Latinにまたがり、スタイル面ではディープ・ファンク、ソウル、アフロビートの要素を併せ持つ。

中心人物はギタリスト/プロデューサーのThomas Brenneck(トーマス・ブレネック)で、メンバーにはDave Guy、Homer Steinweiss、Leon Michels、Nick Movshon、Mike Dellerらが名を連ねる。いずれもSharon Jones & The Dap-Kings、El Michels Affair、The Budos Band、Antibalasといったグループで知られる名門Daptone Records周辺屈指のプレイヤー陣が集結したスーパーグループである。

結成とデビュー期

バンドは、Thomas Brenneckが立ち上げたDaptone傘下のレーベル「Dunham Records」の第1弾プロジェクトとして始動した。2007年にリリースされたデビュー・シングル「Make the Road by Walking」は、Jay-Z(ジェイ・Z)の大ヒット曲「Roc Boys (And the Winner Is)...」に印象的なホーンセクションとビートがサンプリングされたことで世界的な注目を集めた。

翌2008年には同名デビュー・アルバム『Make the Road by Walking』を発表。アナログ・テープ録音の温かみと質感、タイトで重量感あるドラムブレイク、そして哀愁を帯びたホーンアレンジが一体となったシネマティックなインスト・ソウルを展開し、新世代のディープ・ファンク/ヴィンテージ・ソウル・シーンを決定づける一枚となった。

音楽性の特徴

Menahan Street Bandの音楽は、60〜70年代のソウルやファンク、ラテン/アフロビートの豊潤な語法を土台にしながら、90年代以降のヒップホップ通過後のタイトなビート感覚を巧みに落とし込んでいる点が大きな特徴だ。リズム隊の輪郭が際立ち、そこに重なるギターやオルガン、ホーンのフレーズがインストゥルメンタルながらキャッチーで強い物語性を生み出している。

単なる過去のスタイルのノスタルジックな再現にとどまらず、サンプリング・ソースとしても機能するほどのフックとヘヴィなグルーヴを宿しており、現代のビート・カルチャーとヴィンテージ・ソウルをダイレクトに架橋している。

チャールズ・ブラッドリーの躍進と代表作

また彼らは、苦節の人生を経て脚光を浴びた名ソウル・シンガー、Charles Bradley(チャールズ・ブラッドリー)のスタジオおよびライブにおける中核バッキング・バンドとしても知られる。Bradleyの世界的ブレイクを飾ったデビュー作『No Time for Dreaming』(2011年)をはじめとする諸作でサウンドを全面プロデュース・演奏し、現代ディープ・ソウルの最高峰とも言える熱狂を支えた。

バンド単体としても、2012年の2ndアルバム『The Crossing』、2021年の『The Exciting Sounds of Menahan Street Band』と傑作を重ねており、ニューヨーク・ブルックリンのソウル・シーンを牽引し続けるインスト・コレクティヴとして確固たる地位を築いている。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul Latin Afrobeat Funk Soul
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