Stardrive

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Stardrive

Stardriveとは

Stardriveは、1970年代前半のアメリカで活動したエレクトロニック・ジャズ・ファンク/フュージョン・プロジェクトだ。中心人物は、クラシック畑のキーボード奏者/作曲家ロバート・メイソンで、アーティスト名としては「Stardrive with Robert Mason」としても知られている。

ロバート・メイソンの背景

メイソンは12歳から本格的に音楽教育を受け、マネス音楽学校、ジュリアード音楽院、オーバリン音楽院で学んだ。作曲を専攻し、コロンビア=プリンストン電子音楽センターで活動したほか、NYUの電子音楽ワークショップではモートン・サボトニックに師事している。クラシックの教育と電子音楽の現場経験が、そのままStardriveの土台になっている。

自作シンセサイザー「Stardrive」

メイソンは、当時のモノフォニック・シンセサイザーがライヴ演奏に向かないことに不満を持ち、ARP 2500を改造してポリフォニック演奏を可能にした。約2年かけて完成させた自作シンセサイザーの名前も「Stardrive」だった。和音やトーン・クラスターを通常の鍵盤楽器のように弾ける、かなり初期のポリフォニック・シンセの一つとして扱われている。

バンドの編成と演奏スタイル

Stardriveは、シンセサイザーをリード楽器に置き、サックス、ギター、ドラムスが支える編成でライヴを行った。1970年代前半の時点でこの構成はかなり先駆的で、電子音楽とロック、ジャズ、ファンクの要素をまとめる形になっている。スタイルとしては、Ambient、Funk、Prog Rockが挙げられていて、実際の音の作りもそのあたりにまたがっている。

作品

1973年にElektraからデビュー作『Intergalactic Trot』を発表した。収録曲にはメイソン作の楽曲に加えて、「Strawberry Fields Forever」のカヴァーも入っている。参加メンバーにはスティーヴ・ガッド、マイケル・ブレッカー、ハーヴィー・サーチ、ジェイミー・オーストリア、ブルース・ディトマスが並ぶ。

翌1974年にはColumbiaから2作目『Stardrive』をリリースしている。こちらも初期電子音楽、ジャズ・ファンク、プログレッシブ・ロックの接点を探る作品として整理されることが多い。

参加メンバー

  • Michael Brecker
  • Steve Gadd
  • Harvey Sarch
  • Jaime Austria
  • Howard Rego
  • Robert Mason

音楽的な位置づけ

Stardriveは、シンセサイザーを前面に出した編成で、電子音楽をジャズやファンクの演奏感と結びつけた点が特徴だ。クラシック教育を受けたメイソンが、電子音楽の技術とバンド演奏を組み合わせたことで、当時のアメリカのフュージョン/プログレッシブな流れの中でも独自の立ち位置を持っていた。電子楽器の使い方やライヴでのアプローチを見ると、後のシンセ主体のフュージョンやプログレ系バンドを先取りした部分がある。

その後

1974年以降のメイソンの動向については、公開情報が限られている。現在確認できる範囲では、Stardriveの活動は主に1973年から1974年の2枚のアルバムにまとまっている。

参考リンク

ジャンル・スタイル

Electronic Funk / Soul Rock Ambient Funk Prog Rock
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