Todd Rundgren - Space Force (2022)
Todd Rundgren 2022

Todd Rundgren - Space Force (2022)

Rock

Todd Rundgren『Space Force』について

Todd Rundgrenの『Space Force』は、2022年にUSのCleopatraから出たアルバム。Todd Rundgrenは、1960年代後半のNazzでの活動からソロ、Utopia、プロデューサー仕事、さらにインターネットを使った実験的な発表まで、長く幅の広いキャリアを重ねてきた人物で、本作もその後期の1作として位置づけられる。

Rundgrenはボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラム、サックス、テルミンまでこなすマルチ奏者で、ポップ寄りの楽曲から、より複雑な構成の作品、さらにはソウルやハードなロック寄りの表現まで手がけてきた。本作『Space Force』も、そうした長い活動歴の流れの中で出てきた2022年作として見るのが自然だ。

作品の位置づけ

Todd Rundgrenは、1970年代の『Something/Anything?』や『A Wizard, a True Star』、Utopia期の活動などで知られるが、『Space Force』はそうした代表作群の後に置かれる近年の作品。キャリア初期のヒット曲を前提にした企画盤というよりは、現役のアーティストとして現在形の音を出しているアルバムとして受け取れる。

レーベルはCleopatra。ロサンゼルス拠点の独立系で、再発や変化球の多いカタログでも知られるレーベルだが、本作は2022年のオリジナル・リリースとして扱われる。

Todd Rundgrenという人

Rundgrenは、まずNazzの「Open My Eyes」や「Hello It’s Me」で名前を広め、その後ソロでは『Runt』『Something/Anything?』などで作曲、演奏、録音、プロデュースまで一人で担うスタイルを早くから示した。さらにBearsville Studiosで他アーティストの制作も手がけ、作り手としての存在感も大きい。

代表曲としては「Hello It’s Me」がよく知られ、ソロ後期まで含めると「I Saw the Light」なども外せない。こうした楽曲の印象からはポップ寄りの人という見方もできるが、実際にはかなり幅の広い活動を続けてきたアーティストだ。

聴きどころの見方

この作品については、個々の曲名や細かな制作情報が手元では確認できないが、Todd Rundgrenの2022年作として見ると、過去のキャリアで積み重ねてきた録音感覚やセルフプロデュース的な視点が反映されている可能性が高い。Rundgrenの作品は、メロディの立ち方と、音の組み方の両方に耳が向くことが多い。

彼のディスコグラフィーを追っていると、ソロ作でもUtopiaでも、作風が一つに固定されないのが特徴になる。本作もその延長線上で、単なる懐古ではなく、長いキャリアの現在地を示すタイトルとして受け止めやすい。

同時代の文脈

Todd Rundgrenは、70年代アメリカン・ロックの中でも、ポップな旋律、スタジオ実験、職人的な制作意識を同時に持つ存在として語られやすい。近い文脈で並べるなら、シンガーソングライター的な面と、プロデューサー/マルチ奏者的な面を行き来するタイプのアーティスト像が浮かぶ。

『Space Force』は、その長年の文脈の中で聴くとわかりやすい1枚。Todd Rundgrenの名前を追ってきた人には、2022年時点での活動の続きとして見えるアルバムだ。

基本情報

  • アーティスト: Todd Rundgren
  • タイトル: Space Force
  • オリジナルリリース年: 2022年
  • リリース国: US
  • レーベル: Cleopatra (CLO 3157)
  • ジャンル: Rock

トラックリスト

  1. A1 Puzzle
  2. A2 Down With The Ship
  3. A3 Artist In Residence
  4. A4 Godiva Girl
  5. A5 Your Fandango
  6. A6 Someday
  7. B1 I'm Not Your Dog
  8. B2 Espionage
  9. B3 STFU
  10. B4 Head In The Ocean
  11. B5 I'm Leaving
  12. B6 Eco Warrior Goddess

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