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Johnny Pate(ジョニー・ペイト)は、1923年12月5日にイリノイ州シカゴ・ハイツで生まれたジャズ・ベーシスト、プロデューサー、アレンジャーだ。ジャズから活動を始め、のちにシカゴ・ソウルや映画音楽の分野で仕事を広げていった。2023年12月に100歳を迎えている。
幼い頃にピアノとチューバを学び、その後ベースに転向した。編曲はアメリカ陸軍在籍中に身につけたとされる。1940年代にはコールリッジ・デイヴィスやスタッフ・スミスと共演し、1951年にはエディ・サウスのオーケストラの一員としてChessに録音している。
1950年代にはシカゴのクラブ・デリーサで、レッド・サンダースのハウス・バンドの専属アレンジャーも務めた。演奏だけでなく、編曲の役割が早い段階から大きかったことがわかる。
自身のジョニー・ペイト・クインテットでは、1958年の「Swinging Shepherd Blues」がBillboardのR&Bチャートで17位を記録した。ベーシストとしての後期の録音には、ジェイムス・ムーディの『Last Train from Overbrook』(1958年)がある。
1963年以降は、カーティス・メイフィールドとインプレッションズの作品を数多く手がけた。特にインプレッションズの「It's All Right」をはじめ、ABC-Paramountから出たシングルの多くで、メイフィールド作曲・ペイト編曲/プロデュースの組み合わせが使われている。
1964年にはABC-Paramountのシカゴ支社でA&Rディレクターに就任した。制作、編曲、レーベル運営の現場をまたいで動いていた点が、当時の活動の幅を示している。
ソウル、ジャズ、R&Bをまたぐ作品に関わっているので、ジャンルの境目で仕事をしていた人物として見やすい。
1970年代には映画音楽でも存在感を出している。カーティス・メイフィールドの『Super Fly』(1972年)では編曲を担当した。このサウンドトラックは、映画本編以上に大きく売れた作品の一つとして知られている。
さらに『Shaft in Africa』(1973年)などの映画音楽も手がけた。『Shaft in Africa』のテーマは後年ヒップホップでサンプリングされ、Jay-Z「Show Me What You Got」やDiddy「We Gon' Make It」に使われている。
ジョニー・ペイトの仕事を追うと、ジャズの演奏家としての土台の上に、ソウルの編曲、プロデュース、映画音楽が重なっている。ベース奏者として始まり、アレンジャーとしてシカゴ・ソウルの作品を支え、さらにサウンドトラックでも仕事を広げた流れが見える。
演奏、編曲、制作の3つをまたいで活動していた点が特徴で、特にカーティス・メイフィールドとの共同作業は、彼の代表的な仕事としてよく挙げられる。
ジョニー・ペイトについては、Wikipedia、The HistoryMakers、公式サイト、ジャズ関連の資料ページなどで情報を確認できる。ジャズ史、シカゴ・ソウル、ブラック・ムービーのサウンドトラックをつないで見ると、活動の輪郭がつかみやすい。