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La Bullonera(ラ・ブジョネラ)は、スペイン北東部アラゴン地方のフォーク・グループ。ハビエル・マエストレ、エドゥアルド・パスを中心に、ルイス・ファタス、ハビエル・マスらが参加してきた。1970年代前半、当初は「Vientos del Pueblo」という名前で活動を始め、その後、アラゴン語に由来するLa Bulloneraを名乗るようになった。
このグループは、スペインの民主化への移行期にあたる1970年代のカンタウトール運動と同じ時代を生きた。アラゴンの民衆的な伝統に根ざした民謡の解釈と、政治的な立場をはっきり出した歌で知られている。紹介情報によると、政治色の強さもあってレコード会社から十分な支援は受けられなかった。
1973年3月6日には第1回アラゴン文化週間に出演し、トマス・ボスケ、ラボルデタ、ホアキン・カルボネルらと同じ場に立っている。1976年5月9日には、ラボルデタらとともに「イベリア諸民族の祭典」にアラゴン代表として参加した。
La Bulloneraの特徴は、アラゴン地方の民謡を土台にしながら、皮肉や風刺を含んだ歌詞をのせている点にある。ウェブ情報では、プロテスト・ソングとしての側面が強く、当時の社会状況や政治への態度が楽曲に反映されていたとされる。
また、「Ver para creer」は、アラゴンの文化と水との関係を歌った曲として、同地で象徴的な作品として親しまれている。
ディスコグラフィーは、1970年代後半から1980年代初頭にかけてまとまっている。主な作品は次の通り。
1980年の『Punto』を最後にいったん解散したが、その後も特別なコンサートなどで再結集したとされる。2009年には、ホアキン・カルボネル、ホセ・アントニオ・ラボルデタとの共作『Vayatrés』も発表されている。
La Bulloneraを追うなら、まずはアラゴンの民謡の扱い方と、歌詞の中に出てくる社会的な視点に注目したい。フォーク・グループとしての演奏だけでなく、当時のスペイン社会の空気を受け止めた歌として聴くと、曲の輪郭が見えやすい。
初期3作と『Punto』を並べて聴くと、活動の流れも追いやすい。アラゴンの伝統音楽と政治的メッセージが、どのように同じ作品の中で並んでいるかが分かるはずだ。