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Premiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ、通称PFM)は、1970年にイタリアのミラノで結成されたプログレッシブ・ロック・バンド。Banco del Mutuo Soccorso、Le Ormeとともに「イタリアン・プログレッシブ・ロック御三家」の一角をなし、その中でも群を抜く世界的な成功と知名度を誇るイタリアン・ロック界最高峰のグループである。
ミラノ屈指の腕利きスタジオ・ミュージシャンが集結していた前身ビート・グループ「I Quelli」を母体とし、フランコ・ムッシーダ(ギター)、フラヴィオ・プレモーリ(キーボード)、フランツ・ディ・チョッチョ(ドラムス)、マウロ・パガーニ(ヴァイオリン/フルート)、ジョルジョ・ピアッツァ(ベース)によって結成された。
1972年に発表したデビュー・アルバム『Storia di un minuto(邦題:感傷の刻)』は、シンセサイザーの印象的なフレーズが際立つ名曲「Impressioni di settembre」のヒットとともにイタリア国内チャート1位を獲得。同年に発表された2ndアルバム『Per un amico(邦題:友の友へ)』とともに、クラシックの優美な構築美と地中海的な叙情フォーク、そして躍動感あふれるロック・アンサンブルを高次元で融合させ、バンドの音楽的評価を確固たるものにした。
イタリア・ツアー中だったエマーソン・レイク・アンド・パーマー(EL&P)のグレッグ・レイクにその卓越した技量を見出され、英マンティコア・レーベルと電撃契約を締結。キング・クリムゾンの作詞家として知られるピート・シンフィールドがプロデュースと英作詞を手掛けた世界進出盤『Photos of Ghosts(邦題:幻の映像)』(1973年)をリリースした。本作はイタリアのロック・グループとして史上初めて全米ビルボード200チャートにランクインする快挙を成し遂げ、「Celebration」(原曲「È festa」)が世界的なヒットを記録した。
さらにベースにパトリック・ジヴァスを迎えて制作された『The World Became the World(邦題:甦る世界)』(1974年)や、壮絶なインタープレイを記録した名ライブ盤『Cook(邦題:ライヴ・イン・USA)』で欧米ツアーを席巻。名実ともに世界的プログレッシブ・ロック・バンドとしての地位を確立した。
1970年代末にはイタリアを代表するカンタウトーレ、ファブリツィオ・デ・アンドレ(Fabrizio De André)との歴史的なジョイント・ツアーを敢行し、ジャンルを越えた音楽的成果を残した。その後もフュージョンやポップ・ロックへのアプローチなど時代の変化に応じた変遷を重ねつつ、結成から半世紀以上を経た現在も精力的にワールドツアーを行い、世界中の音楽ファンに感動を与え続けている。