Rob

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Robとはどんなアーティストか

RobことRob 'Roy' Raindorf(Reindorf表記もある)は、ガーナのアクラ出身のシンガー/キーボード奏者だ。1949年5月13日生まれで、ガーナから出てきた個性的なファンク/ソウル系アーティストとして知られている。アメリカのオーティス・レディング、ジェームス・ブラウン、ウィルソン・ピケット、レイ・チャールズに憧れて音楽の道に入った。

音楽を身につけた場所

Robはベナンのコトヌーにある音楽学校でピアノを学んだ。その後、Orchestre Poly-Rythmo de CotonouやBlack Santiagosといった現地の有力バンドで演奏しながら、作曲やバンドでの立ち回りを身につけたとされる。こうした経験を経てガーナへ戻り、自分の曲を書き始めた。

Mag-2との出会いと録音活動

1977年、28歳だったRobは、西部ガーナのタコラディへ向かい、軍楽隊Mag-2に接触した。Robはアクラで彼らの演奏を見ており、自分の曲に必要なホーン・セクションを持つバンドとして声をかけた形になる。

Mag-2は第2大隊に属するバンドで、ハイライフ・バンドThe Parrotsでリード・ギターを弾いていたAmponsah Rocksonが中心だった。ヘフナーのギターやヤマハのキーボードなど、当時のガーナでは貴重だった機材も備えていた。再発盤の解説では、コード進行やホーン・アレンジの多くをAmponsahが担い、Robは歌い始めの合図を受けて歌っていたとされる。リハーサルの間、Robはお金の代わりに、たばこや食べ物、飲み物をバンドに振る舞った。

Mag-2と組んで、RobはアクラのEssiebonsスタジオで2枚のアルバムを録音した。

  • 『Rob』:1977年録音。のちに『Funky Rob Way』として再発
  • 『Make It Fast, Make It Slow』:2作目

その後、ナイジェリアのTabansiから『Hellfire』も出ている。

音楽的特徴

Robの音楽は、アメリカのファンクやソウルを下敷きにしながら、ガーナや西アフリカのバンド・サウンドと結びついている。英語で歌い、ホーン・セクションを前面に出した編成で録音している点が目立つ。

アナログ・アフリカの紹介では、Robのサウンドは「宇宙的なアフロ・ファンクに影響を受けた、プログレッシヴなダンスフロア・ミュージック」と説明されている。ソングラインズ誌のジム・ヒクソンは、デビュー作のジェームス・ブラウン譲りのファンクと西アフリカのハイライフを混ぜたサウンドを「どの曲も同じくらいクール」と評した。

時代の変化とその後

1980年代初めになると、アフロビートへの関心は弱まり、ディスコやブギーが流行の中心になっていく。Robが作っていたタイプの音楽は流れの中で押され、収入面の問題も大きくなった。そのため、彼はドイツのハンブルクへ移り、さらにスウェーデンでも活動したのち、アクラへ戻ってレストランを開いた。

再発見と再評価

Robのオリジナル盤は当時のプレス数が少なく、国内で大きなヒットになったわけでもないため、後年はコレクターのあいだで知られる存在になった。2002年には英Soundwayのコンピレーション『Ghana Soundz』に「Make It Fast, Make It Slow」が収録された。

その後、2作目はSoundwayから再発され、デビュー作は2011年にAnalog Africaの「Limited Dance Edition」シリーズから『Funky Rob Way』として再発された。2019年にはMr Bongoからも再発されている。同じ2019年にはRob自身がヨーロッパでライヴを行った。

ジャンル・スタイル

Funk / Soul
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