SZA

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SZAとは

SZA(シザ、本名ソラーナ・イマニ・ロウ)は、1989年11月8日生まれのアメリカ・ミズーリ州セントルイス出身のシンガー/ソングライターだ。ニュージャージー州メイプルウッドで育ち、デラウェア州立大学では海洋生物学を学んだが、最終学期に中退して音楽活動へ進んだ。

ジャンル分けではFunk / Soulに置かれ、スタイルはContemporary R&Bとされる。本人は自分の音楽を「オルタナティヴ」と位置づけていて、R&Bを軸にヒップホップ、ロック、ポップの要素を混ぜた作品で知られる。

活動の始まりとレーベル契約

2012年にEP『See.SZA.Run』を自主リリースし、その後2013年7月にTop Dawg Entertainment(TDE)と契約した。TDEでは初の女性アーティストだった。芸名のSZAは、ファイブ・パーセント・ネーションの「Supreme Alphabet」に由来し、RZAやGZAの命名法にならっている。

TDE加入後は、EP『S』(2013年)、『Z』(2014年)を発表し、作品ごとに存在感を強めていった。ここでの時点で、すでに現在のSZAらしい歌詞の書き方や、リズムの置き方が見えていた。

『Ctrl』で広く知られるようになる

2017年にデビュー・アルバム『Ctrl』を発表した。この作品はBillboard 200で初登場3位を記録し、女性のR&Bアルバムとしては長期チャートイン記録でも上位に入る。2018年のグラミー賞では5部門にノミネートされた。

『Ctrl』では、日記のように赤裸々な歌詞と、感情の揺れをそのまま置いたような歌い方が目立つ。恋愛、自己認識、迷いといったテーマを、過度に飾らずに書いているのが特徴だ。

コラボレーションと受賞歴

2018年にはケンドリック・ラマーとの「All the Stars」が映画『ブラックパンサー』の楽曲として発表され、Hot 100で7位を記録した。この曲はアカデミー賞とゴールデングローブ賞にもノミネートされている。

2021年にはドージャ・キャットとの「Kiss Me More」で初のグラミー賞を受賞した。SZAはこれまでにグラミー賞を7回受賞している。

『SOS』以降の動き

2022年の2作目『SOS』は、Billboard 200で10週以上1位を獲得した。さらに、女性アーティストとして初めて同チャートのトップ10に100週とどまったアルバムになった。「Kill Bill」はHot 100で1位を記録し、2023年の世界で3番目に売れたシングルになっている。

2024年には『SOS』の拡張版『Lana』を発表した。さらにケンドリック・ラマーとの「Luther」はHot 100で13週連続1位を記録し、2025年には2人の共同ヘッドライン・ツアー「Grand National Tour」も行われた。

音楽的な特徴

SZAの曲は、R&Bを土台にしながら、ヒップホップ、ロック、ポップの要素を横断する作りが多い。ビートの上で滑らかに流すというより、声の置き方や間の取り方で感情を見せる場面が多い。歌詞は、本人の体験や感情をそのまま書き留めたような内容が多く、抽象化しすぎない書き方が目立つ。

影響源としては、エラ・フィッツジェラルド、ローリン・ヒル、アシャンティを挙げている。こうした名前を見ると、歌唱、言葉の運び方、R&Bの感触が、SZAの音楽にどうつながっているかが見えやすい。

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ジャンル・スタイル

Funk / Soul Contemporary R&B
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