El Alamo - Malos Pensamientos (1971)
El Álamo『Malos Pensamientos』
El Álamoの『Malos Pensamientos』は、ペルー・リマのサイケデリック/プログ・ロック・バンドによる唯一のLPで、オリジナルは1971年12月にペルーのDecibelから出た作品。2007年にはイタリアのGDRから再発されている。英語詞で録音され、国際市場を意識したペルー産ロックの一枚として紹介されてきた作品でもある。
制作背景・エピソード
このアルバムは、1971年12月に1日で録音されたとされている。参加メンバーとしては、オルガンにJaime Salinasの名が挙がっており、ジャケット写真にも写っていたという。リイシュー解説では、同じく国際市場を視野に入れていたLaghonia、Traffic Sound、Telegraph Avenueと並べて語られ、El Álamoもその流れの中のグループとして扱われている。
また、別資料では、Tino Pow SangとRicardo Allison名義の非常に珍しいシングル音源から、再発盤に2曲のボーナストラックが追加されたとされている。2007年のGDR盤は、オリジナルLPの再提示に加えて、こうした追加要素を含む再発盤として流通した。
時代の文脈
1970年前後のペルーでは、英語で歌うロック・バンドが海外市場への道を探っていた。El Álamoはその中で、LaghoniaやTraffic Soundと並ぶ「リマの英語ロック」の系譜に位置づけられている。後年の紹介では、1971年のペルー産サイケデリック/プログ・ロックを代表する重要作として扱われ、国内ロック史の中でも必聴盤として紹介されている。
ジャンル表記ではRock、Latin、Funk / Soul、スタイルではPsychedelic Rock、Funkとされているが、紹介文ではサウンド面について、Hendrix、Santana、Allman Brothersの影響下にあるとも評されている。別の評では、ラテンのリズムを土台に、ギター・ソロが前に出る重く催眠的なサウンドとまとめられている。
後世への再評価
この作品は長く廃盤だったが、のちにMunster Recordsが再発し、内袋ノートや追加曲付きで再評価の対象になった。流通情報でも「ペルーの必須ロック録音の一つ」として扱われており、欧米の再発市場では重要盤として紹介されている。明確なカバーやサンプリングの事例までは確認されていないが、再発を通じて作品自体の存在感は保たれている。
チャート実績や販売数の情報は見当たらない。ただ、再発盤の解説や中古市場での扱いを通して、El Álamo『Malos Pensamientos』がペルー・ロック史の中で特別な位置を占める作品として紹介されているのは確かだ。
トラックリスト
- A1 Candy 3:35
- A2 Can You See Me 3:18
- A3 Pusher Men 3:18
- A4 Good Night 3:40
- A5 Sweet My Woman 6:45
- B1 Listen Me 5:10
- B2 I Cry 3:14
- B3 Borgoña 4:00
- B4 Malos Pensamientos 6:08
動画プレイリスト
このアーティストについて
El Alamo(エル・アラモ)は、ペルーの首都リマで1970年に結成されたサイケデリック・ロック/ラテン・ロック/プログレッシブ・ロック・バンド。Traf...
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