Ernie Johnson - Just In Time (1985)
Ernie Johnson『Just In Time』について
Ernie Johnsonの『Just In Time』は、Ronn Recordsから出た初のフル・アルバムとして語られる作品だ。1980年に「You’re Gonna Miss Me」がヒットした流れを受け、Stan Lewisがアルバム制作の機会を与えたとされる。1980年代初頭に録音され、1986年リリースとする資料もあるが、ここでは1985年の作品として扱う。クレジット面では、Johnson自身がプロデュース、編曲、ベース、ライナーまで担当しており、本人の関与がかなり深い1枚になっている。
制作背景
Ernie Johnsonはルイジアナ州ウィンズボロ生まれで、のちにダラスへ移ってからThe Soul Blendersを結成し、本格的に歌い始めた人物。1968年にはMovin' Recordsから「Lovin You」b/w「Cold Cold Heart」で最初のシングルを出している。『Just In Time』では、そうしたシングル中心の活動から、アルバム単位の作品へ進んだ形が見える。収録曲の中心としては「Party All Night」「You’re Gonna Miss Me」「Give Me a Little Bit of Your Loving」が挙げられている。
制作面で特に目を引くのは、Johnsonが歌だけでなく制作全体に関わっている点だ。プロデュース、編曲、ベース、ライナーまで本人名義で記されており、単なる歌手作ではなく、本人主導のアルバムとしてまとめられている。
時代の文脈
Johnsonは1948年生まれで、1960年代末からR&B、ソウル、ソウル・ブルースの流れの中で活動してきた。『Just In Time』は、そのキャリアの中では初の本格的なアルバムとして位置づけられている。レビュー系の紹介では、Bobby “Blue” Bland系統のソウル・ブルース歌手として扱われ、この作品もその系譜の中で見られている。
収録曲については、批評寄りのコメントで「Party All Night」が“juke joint groover”として挙げられ、「You’re About To Succeed」のソウルフルさや「Cold Woman」のBobby Bland的なブルース感が聴きどころとされている。別の紹介文では、彼のざらついた声と、ブルースとソウルの中間にある歌い口が魅力だとまとめられている。
補足
主要チャート実績や数値的なヒットについては、今回確認できた資料では見当たらない。とはいえ、『Just In Time』は、1980年の「You’re Gonna Miss Me」以降の流れの中で、Ernie Johnsonがアルバム作品として前面に出た記録として押さえておきたい1枚だ。
トラックリスト
- A1 Just In Time
- A2 You're About To Succeed
- A3 Party All Night
- A4 You're Gonna Miss Me
- B1 Mouth To Mouth Resusciation
- B2 In My Dreams
- B3 Cold Woman
- B4 Give Me A Little Bit Of Your Loving
動画プレイリスト
このアーティストについて
Ernie Johnsonは、ルイジアナ州ウィンズボロ生まれのソウル・ブルース歌手だ。ダラスへ移ってから本格的に歌い始め、そこでバンド「The Soul Blenders...
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