Pam Todd & Love Exchange - Let's Get Together (1977)
Pam Todd 1977

Pam Todd & Love Exchange - Let's Get Together (1977)

Funk / Soul Funk Disco

Pam Todd & Love Exchange『Let's Get Together』

Pam Todd & Love Exchangeが1977年にShyrlden Recordsから発表した唯一のフル・アルバム『Let's Get Together』。女性シンガーのパム・トッド(Pam Todd)を中心に、キャシー・ボッグス(Cathy Boggs)、フェイ・クロス(Faye Cross)、テレサ・アンダーソン(Theresa Anderson)の4名で構成されたヴォーカル・グループによる作品であり、ニューヨークのマイナー・インディペンデントから送り出された知る人ぞ知るディスコ〜ファンクの名盤である。

制作背景・エピソード

本作のプロデュースと大半の楽曲制作を手がけたのは、パトリック・アダムスとのタッグなどでニューヨークのアンダーグラウンド・ディスコ/ブギー・シーンを牽引した名匠グレッグ・カーマイケル(Greg Carmichael)。カーマイケルはこの時期、ユニバーサル・ロボット・バンド(Universal Robot Band)やバンブルビー・アンリミテッド(Bumblebee Unlimited)などの名義を立ち上げ、革新的なダンス・トラックを次々に生み出していた。

編曲面では、リトル・アンソニー&ジ・インペリアルズのプロデュースなどで実績のあったケニー・シーモア(Kenny Seymour)がカーマイケルとともに参画。さらにゲスト・ギタリストとして、アシュフォード&シンプソンらの名盤でも腕を振るった名手ジョージ・ヴィクトリー(George Victory)が参加し、タイトで切れ味鋭いファンク・ギターを提供している。

時代の文脈

1977年は映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の公開前夜にあたり、メジャー主導の華美なオーケストレーションを配したディスコ・ブームが急速に過熱していた。そうした商業的な潮流の一方で、本作はニューヨークのストリート感覚とローカルなスタジオ・セッションの熱量をダイレクトに封じ込めたインディペンデント・プロダクションの代表格といえる。カーマイケルが手掛けた初期の仕事の中でも、洗練されたコーラス・ワークと荒削りなファンクのグルーヴが同居した貴重な記録である。

後世への影響

タイトル曲「Let's Get Together」は、シカゴの伝説的クラブ「ミュージック・ボックス」におけるロン・ハーディ(Ron Hardy)のシグネチャー・チューンとして知られるほか、ラリー・レヴァンやセオ・パリッシュら新旧のトップDJたちにプレイされ続けたアンダーグラウンド・ガラージ/ディスコ・クラシックとなった。後年にはダニー・クリヴィット(Mr. K)によるリエディット版も話題を呼ぶなど、ハウス・ミュージックや現代のクラブ・シーンへ多大なインスピレーションを与えている。

原盤LP(Shyrlden Records盤)は世界中のディスコ〜レアグルーヴ・コレクターの間で屈指のメガレア盤として取引されてきたが、後にP-VINEなどから正規再発が行われたことで、フロア・クラシックとしての評価が揺るぎないものとなった。

サウンド・聴きどころ

最大のハイライトは、うねるベースラインにジョージ・ヴィクトリーのカッティング・ギター、そして高揚感に満ちた女性コーラスが一体となって疾走するタイトル曲「Let's Get Together」。さらに甘美なミッドテンポのスウィート・ソウル/ファンク「Making Love」や、キレのあるディスコ・ファンク「Can't Hold This Feeling」など、フロア対応の良曲が揃う。

加えて、ギリシャ映画の名曲をディスコ化した「Never On A Sunday」やミュージカル・ナンバー「Put On A Happy Face」、ユニークな「Popeye Disco」など、多彩な原曲を大胆なディスコ・ビートへと翻案するグレッグ・カーマイケルならではのアレンジ・センスが随所に光っている。

トラックリスト

  1. A1 Making Love 3:00
  2. A2 Can't Hold This Feeling 4:50
  3. A3 Let's Get Together 5:00
  4. A4 It Takes A Thief 3:24
  5. B1 Never On A Sunday 4:45
  6. B2 Popeye Disco 4:15
  7. B3 Put On A Happy Face 5:10

動画プレイリスト

公開: 2026年10月

このアーティストについて

Pam Todd

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Pam Todd(パム・トッド)は、1970年代後半のニューヨークおよびニュージャージー周辺のアンダーグラウンド・ディスコ/ソウル・シーンで活動した女性...

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